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不動産投資の仕組みとは?初心者にも分かりやすく解説します。
2021.06.26 / 最終更新日:2021.08.24
老後の資金確保の方法として、不動産投資が最近では人気を集めています。しかし、初心者だと不動産投資と聞くと難しいと感じるかもしれませんね。
そこで今回は、不動産投資はどのような仕組みで収益に繋がるのか、初心者でも分かりやすく解説していきたいと思います。不動産投資に興味がある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
不動産投資とは
それでは早速、不動産投資とはどのようなものなのか、解説していきましょう。不動産投資とは、不動産である宅地や建物に対する投資で、主に不動産を購入してそれを他人に貸す事で家賃収入を得る事を指します。
不動産投資は、ハイリスクと思われがちですが、実はミドルリスク・ミドルリターンな投資と言われており、老後の資金確保として始める人が多いのです。
不動産投資の種類
では次に、不動産投資の種類について解説していきましょう。不動産投資には、主に5種類あります。
ワンルーム投資
まず1つ目は、分譲マンションなどの1室のみを購入して、第三者に貸し出す事で収益をあげるものです。投資資金は少額で済みますし、1室のみの購入なので1か所の地域に限定せず、色々な地域の物件を保有して、運用する事も出来ます。
一方で、規模を拡大させるためには、物件探しなどに多少時間がかかる為、投資効率は若干悪くなります。
アパートやマンションの一棟買い
2つ目は、アパートやマンションの一棟買いというものです。一棟買いなので、初期投資資金は億単位となりますが、一度の投資で大きな資産を得る事ができるので、投資効率がよく収益もあげやすいのが特徴です。
しかし、ワンルーム投資と違い、分散投資が出来ない為、震災などで被害にあった場合は、大きな痛手を負う可能性があります。
一戸建て
3つ目は、一戸建てを購入して、貸し出すという運用方法です。中古の一戸建て住宅は、地域や築年数によって500万円未満で購入する事が可能です。少ない資金で始められるのがメリットと言えるでしょう。しかし、中古購入なので多少のリフォームなどが必要で、地域の需要を見極める事が重要でもある方法です。
シェアハウスや民泊
4つ目は、シェアハウスや民泊として貸し出すというものです。シェアハウスは、ファミリー向けの住宅などで、複数の借主から家賃を得られるのが特徴です。
民泊は、一時的に宿泊施設として貸し出して運用し、宿泊費として受け取ります。この方法は、地域によって条例や規則が決められている場合があり、始める前に確認する事が大切です。
土地を貸す
そして5つ目は、土地を貸して収益をあげるというものです。保有している土地のみを貸し出して運用する方法で、「底地投資」とも言います。
主に、コンビニ事業用地や商業施設所業用地として、利用するケースが多いです。建物と違い、土地は劣化する事がないので、改修などに費用がかからないというメリットがあります。
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不動産投資で収益が出る仕組み
それでは次に、不動産投資で収益が出る仕組みについて解説していきたいと思います。投資をするなら、どちらが自分に合っているかを見極める事が重要です。
キャピタルゲイン
まず1つ目は、キャピタルゲインです。キャピタルゲインとは、不動産を購入価格より高く売却出来た際の利益の事を指します。安値で購入した保有財産の価格が上昇した時に、それを売却して利益を得るのです。
インカムゲイン
そして2つ目は、インカムゲインです。インカムゲインとは、保有している財産を保持したままで得られる収益の事です。不動産において、大家となって物件を保持し、管理しながら第三者に貸し出す事で、家賃収入を得ます。
売却する必要がなく、保有しているだけで収益が発生します。また、家賃だけでなく、エレベーターや駐車場の維持費など、家賃の一部で徴収する共益費も収益となります。
不動産投資のメリット・デメリット
では次に、不動産投資のメリットとデメリットをご紹介していきましょう。
メリット
不動産投資のメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。
・多額の自己資金は必要なく資産に出来る
・株と異なり、現物資産で価値がなくならない
・所得税や相続税などを節税する事が出来る
デメリット
不動産投資のデメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。
・現物不動産投資の場合、投資対象が少ない
・現金が必要な時に換金化しづらい
・不動産価格の下落
・不動産の老朽化
・空室や滞納のリスク
不動産投資の始め方
それでは最後に、初心者でも分かりやすい不動産投資の始め方をご紹介していきたいと思います。
物件の選び方
不動産投資を始める際は、まず不動産投資物件を選ぶ事から始まります。物件は、以下の方法で探すのが一般的です。
・インターネットで探す
・不動産会社を通して探す
・競売物件から探す
そして、物件を探す時は以下の条件を踏まえて探すと良いでしょう。
・物件の利便性が良い
・管理やメンテナンスがしっかりしている
・設備が新しい
・物件のあるエリアの地価が高い
不動産投資のローンの利用方法
そして物件が決まったら、不動産投資に必要な書類を揃えます。
・登記簿謄本
・物件概要書
・物件情報の書類
・キャッシュフロー試算表
・物件取得関連費用概算表
・固定資産税評価証明書
・取引事例
・源泉徴収票、確定申告書
上記の書類を金融機関に提出し、審査が通れば融資が行われ物件を購入します。無事に物件が購入出来たら、不動産投資を始めましょう。
まとめ
さて今回は、不動産投資の仕組みについて、初心者でも分かりやすく解説してきました。不動産投資は難しく感じますが、仕組みは意外とシンプルです。自分に合った投資方法を選び、最初は小さく始めるのがおすすめです。
これからの時代、様々な収入口を確保することが大切になってきますので、不動産投資に興味がある人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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