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賃貸経営において管理会社の対応が悪い時に試したい対策を紹介します。

不動産投資売買

2023.12.10 / 最終更新日:2023.12.10

賃貸経営において、管理会社の適切な対応は必要不可欠な要素と言えます。管理会社の対応次第で、入居率が上がったり下がったりしますし、物件の状態も異なってきます。

そのため、管理会社の対応が悪い時は、出来るだけ早急に対策を講じる必要があるのです。そこで今回は、管理会社の対応が悪い時に試したい対策について詳しく解説していきたいと思います。

 

管理会社の対応が悪いと起こる事

 

それではまず、管理会社の対応が悪いと起こる事について見ていきましょう。

 

物件の清掃などが疎かになる

1つ目は、物件の清掃などが疎かになるという事です。多くの場合、管理会社の管理業務の中には、物件の清掃業務が含まれていますが、管理会社の対応が悪い場合清掃が行き届かないトラブルが起きがちです。物件の衛生管理は、入居率を維持するためには欠かせない要素なので、頭を抱えてしまうオーナーさんも多いのです。

 

入居者からのクレームに対する対応が遅れる

2つ目は、入居者からのクレームに対する対応が遅れるという事です。管理会社は、既に入居している入居者からのクレームにも迅速に対応するという業務があります。しかし、対応が悪い管理会社は、入居者からのクレームがあってもすぐに対応せず、オーナーとのクレームの共有も疎かになりがちです。

 

物件の欠損が放置される

3つ目は、物件の欠損が放置されるという事です。入居者が安心して生活できる場を提供する義務のあるオーナーや管理会社は、物件に欠損箇所があった場合すぐに対処しなければなりません。しかし、管理会社の対応が悪いと、欠損をすぐに把握する事が出来ないケースがあり、そのまま放置してしまう危険性があるのです。

 

入居率の低下

そして4つ目は、入居率の低下です。入居者は、様々な物件がある中で、住み心地が良いと感じる物件に入居したいと思い契約します。そのため、いつでもゴミが散らかっているような物件だったり、クレームにも全く対応してもらえないような場合は、解約して他の物件へ引っ越すケースもあるため、全体的な入居率の低下を招いてしまうのです。

 

管理会社の対応が悪い時に試したい対策

 

では次に、管理会社の対応が悪い時に試したい対策をご紹介したいと思います。

 

管理会社と現状の共有をする

まず1つ目は、管理会社と現状の共有をするという方法です。管理会社の対応が悪いのが、普段からコミュニケーションが図れていない事が原因というケースもあります。そのような場合は、問題が起こった時だけでなく、普段から物件の現状について共有するようにすると、信頼関係が築けて対応が良くなる事があります。

 

改善してほしい部分を伝える

2つ目は、改善してほしい部分を伝えるという方法です。オーナーから見て、対応に関して改善してほしい部分を具体的に提示する事で、管理会社が動きやすくなる事もあります。このような場合は、あいまいな表現ではなく、具体的に改善点を示すと良いでしょう。

 

担当者を変える

3つ目は、担当者を変えるという方法です。管理会社の中でも、オーナーと密接にコンタクトを取るのは担当者になります。その担当者との相性が悪いケースもあるので、そのような場合は担当者を変える事で対応の悪さを改善する事が出来るでしょう。

 

管理会社を変更する

そして4つ目は、管理会社を変更するという方法です。上記の方法を試しても、一向に改善の見込みがない場合は、思い切って管理会社を変更するのも1つの方法です。管理会社が変われば、対応の質やコミュニケーションの取り方も変わってくるので、最終的な選択肢として考えておくのも良いでしょう。

 

管理会社を変える際の注意点

 

では次に、管理会社を変える際の注意点を解説していきたいと思います。

 

管理契約書を確認する

まず1つ目は、管理契約書を確認するという事です。管理会社を変更する際は、トラブルを回避するために管理契約書の内容を確認して、契約違反がないか確認する事が重要です。

 

変更月の家賃滞納がないようにする

2つ目は、変更月の家賃滞納がないようにするという事です。管理会社を変更すると、手続きや引継ぎのスピードによって、家賃の滞納が発生する可能性があります。お金のトラブルは、入居率の低下を招くので、気を付けるようにしましょう。

 

クレームなどの引継ぎをしっかり行う

そして3つ目は、クレームなどの引継ぎをしっかり行うという事です。入居者からのクレームは、賃貸経営において非常に需要なものなので、管理会社としっかり共有しておく必要があります。そのため、管理会社を変更したらクレームに関する引継ぎをしっかり行うようにしましょう。

 

改善が見られない場合は早急に対応する事が重要

賃貸経営をしているオーナーにとって、管理会社はパートナーです。そのため、管理会社の対応次第で、賃貸経営がうまくいくか傾くかが決まってしまうと言っても過言ではありません。もしも、改善点を提示しても対応してもらえない場合は、早急に対策を考えて行動に移す事が大切です。

 

まとめ

 

さて今回は、管理会社の対応が悪い時に試したい対策というテーマで、詳しく解説してみました。経営する物件を良い状態で保ち、入居率を維持するためには管理会社の対応が非常に重要です。

そのため、管理会社の対応が悪いと感じたら、すぐに今回ご紹介したような対策を行い、改善が見られない場合は管理会社を変更するようにしましょう。

 

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