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空き家を放置しているなんてもったいない!空き家の活用とは?

不動産情報

2020.12.06 / 最終更新日:2022.02.27

最近ニュースやワイドショーなどでも取り扱われることがある「空き家」その内容も「空き家が放置されている」ということが多いですよね。放置するのは良くない!ということは知っていても、どうやって活用すればいいか知らないという方もいるでしょう。

そのような方のためにもこの記事では、空き家の有効的な活用方法について詳しく見ていきたいと思います。

 

空き家の活用方法とは?

 

こちらの章では、空き家を活用する選択肢としてどのような方法があるのかについて、ご紹介していきますね。

 

そのまま・リフォームして貸し出す

はじめに一番シンプルかつ簡単な活用方法として”そのまま”もしくは”リフォーム”をして、第三者へ貸し出すという選択肢があります。空き家とひとくくりに言っても、ボロボロな状態や比較的綺麗な状態の場合など、どちらも考えられますよね。

ボロボロな状態ではさすがに第三者へ貸し出すことができないので、必要最低限のリフォームや修理などは行わなければなりません。しかし、綺麗な状態で不備などがなければ、簡単なクリーニングだけを済ませて貸し出せるのです。

このようなリフォームや修理・クリーニングなどの方法であれば、ある程度費用を抑えたうえで空き家を活用することができます。

 

建て替えをして貸し出す

2つ目にご紹介したいのは、空き家を丸ごと建て替えてしまうという選択肢です。具体的に空き家を解体することで、新しいアパートなどの賃貸住宅を建てるという活用方法になります。

先ほどご紹介したリフォームなどの方法とは異なり、解体と建築のコストがともにかかってしまうということです。これは準備段階を怠ると、大きなリスクを伴うことを意味します。そのため貸し出した後に利益が出るかどうかをしっかりと計算したうえで、行動に移すことが大切です。

 

そのまま売る・更地にして売る

空き家に全く手を加えない状態で売る、また更地にして売るという活用方法もあります。自身で継続的な利益を得るという方法ではありませんが、継続的なメンテナンスや管理などが不要になる点がメリットでもあるのです。

売却したとしても一時的な収入があるので、空き家を放置してしまうことに比べてれば十分な利益といえるでしょう。空き家の活用をするのに継続的な管理が面倒という方でも、手につけやすい方法になります。

 

更地にして活用する

空き家を全て取り壊すことで、更地として活用するという方法もあります。取り壊してその後はどうするの?と思う方もいるかもしれませんが、取り壊すからこそできることがあるのです。

それがお金を取る有料の駐車場にしたり、事業用に土地を貸し出したりするという活用方法になります。コスト面で1つ前の建て替えと比べるとこの方法は解体費用のみになるため、行動に移しやすい選択肢といえるでしょう。

ここでは主な活用方法をご紹介しましたが、次の章では具体的にどのような方法に活用されているのかを見ていきましょう。

 

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空き家を活用した事例

 

誰もやったことがない活用方法よりも、誰かがやったことのある活用方法のほうが比較的手がつけやすいと思う方がほとんどだと思います。この章では、実際にどのような方法に活用されているのかを、見ていきましょう。

 

民泊

ビルが立ち並ぶような都会ではなく、比較的田舎にある空き家は民泊の施設として活用されることがあります。田舎は都会では経験できないような体験ができるため、外国人や旅行客向けに提供することも考えられるでしょう。

 

コンセプト型賃貸

1つ前の章で、建て替えて賃貸として貸し出すという方法をご紹介したと思います。しかし普通のそこら辺へんにあるアパートと同じだと、目を引く物件とはいえないですよね。

そこでその物件自体に独自の特徴を持たせる「コンセプト型賃貸」として活用するという事例があります。例えば「DIYができる物件」や「シェアハウス」など、建て替えるときにひと工夫をすることで、様々な活用方法を見出すことができるのです。

このように実際の活用方法を知ることで、少しでも心に余裕を持ってもらうことができれば嬉しいです。しかし、もちろん良いことばかりではなく、注意点も存在します。そこで次の章ではその注意点についてご紹介していきます。

 

空き家を活用する際の注意点

 

空き家を活用する際の注意点は、主に2つあります。

 

準備費用と利益を計算する

準備段階でかかる費用をしっかり計算する必要があります。この段階で費用をかけすぎてしまうと収益を得る見込みがたたなくなったり、損をしてしまうことに繋がるのです。絶対にこの空き家を活用するんだ!と焦ることはせず、必ず計画的に行動するようにしましょう。

 

空き家の放置はしない

この記事の本題でもありますが、空き家の放置は絶対に避けましょう。いつかするから、今はまだいい…と後回しにしてしまうと、一気に建物の老朽化が進んでしまい資産価値も下落してしまいます。

また放置してしまうことで「空家等対策の推進に関する特別措置法」の対象となることがあります。対象になると自治体からの勧告を受けたり、従わない場合は罰金などのペナルティが科されることもあるのです。この記事を読んでいただいているあなたにはそれだけは避けていただきたいので、考えることを決して後回しにせず積極的に取り組むようにしましょう。

 

まとめ

 

空き家の活用方法や実際の事例、注意点をそれぞれご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?こんな活用方法もあったんだ!自分が所有している空き家でも出来そう!と思ってもらえることがあれば、嬉しく思います。

注意事項でもお伝えしましたが、空き家を放置してしまうことだけは絶対に避けてくださいね。不安な方は不動産店などで、空き家の活用方法を相談してみるのも良いでしょう。

 

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