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アパート・マンション・コーポ・ハイツの違いは?住むならどれが良い?
2020.12.04 / 最終更新日:2022.02.27

部屋探しをした際に、いろんな建物名があることに気づくと思います。「〇〇アパート」「〇〇マンション」から「コーポ」に「ハイツ」とあり、正直何が違うのかよくわからないという人がほとんどです。
そこで、アパート・マンション・コーポ・ハイツの違いをそれぞれご紹介していきます。また、住むならどれが良いのかについてもお伝えするので、部屋探しの参考にしてみてください。
アパート・マンションの違い
明確な違い、というものはアパート・マンションにはありません。建築基準法や宅地建物取引業法では、敷地内で複数の世帯が入居している形を共同住宅と呼びます。アパートもマンションも共同住宅に変わりはないので、明確に「こうだからアパート、こうだからマンション」という規定はないのです。
ただ、一般的なイメージとしては最大3階程度の木造もしくはプレハブ工法で作られた共同住宅のことをアパート、3階以上の鉄筋コンクリート造もしくは鉄筋鉄骨コンクリートの共同住宅のことをマンションと呼ばれています。
かといって、鉄筋コンクリート造や鉄筋鉄骨コンクリートで2階建てならアパートなの?と思うかもしれません。明確な決まりはないので、どちらでも良いのです。木造でもマンションと呼んでもおかしくないですし、結局建物名をつけるときに決めるものなのでそこまで意識せずにいましょう。
建物名は、イメージが先行するのですごくおしゃれな建物名でも、実際に見ると築40年以上経っていて全然印象が違うということもあります。名前に惑わされずに、築年数や構造、設備などをしっかりと確認しましょう。
コーポ・ハイツってアパートやマンションと違う?
マンションの場合は、コーポやハイツという名前が付けられることはあまりないので、アパートに似ているのかな?と思うものです。実は、コーポは木造もしくは軽量鉄骨造の2階建て共同住宅のことでハイツはプレハブ軽量鉄骨造の共同住宅のことと分けられています。
アパートとマンションと同じように、コーポやハイツも明確な基準はありません。使い方が分けられているだけなので、どの呼び方も決まりはなく、結局響きの問題だといえます。「〇〇コーポ」だからと言ってちょっと古めのアパート、というわけではないですし、「〇〇マンション」だからと言って高層建ての新築というわけでもないのです。
どんな建物名でも、1番重要なのは自分がどれくらいの築年数に住みたくて、何階に住みたいのかということを考えてみることです。名前だけではわからないこともたくさんあるので、部屋探しの際は注意しましょう。
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呼び名は色々あるけれど住むならどれが良い?
最近では、アパートもマンションもおしゃれな物件が増えてきています。名前はコーポ・ハイツでも新築だったり、ハイセンスな設備が揃っていることだってあるのです。結局、自分が住みやすい特徴の建物を選ぶことが最善ですが、それぞれで少し特徴は違います。
何か違いがあるわけではありませんが、構造がマンションだと鉄筋コンクリートや鉄筋鉄骨コンクリートなので若干賃料が高いです。築年数や立地によっても違いがありますが、同条件であればマンションの方が少し賃料が高めと覚えておきましょう。
しっかりとした造りの建物なので、単身向けやファミリー向けなど幅広い物件が多いのはマンションの方かもしれません。また、アパートは木造が多いので管理費や駐車場も比較的安いので、1人暮らしの人の場合はアパートの方が探しやすいです。
アパート・コーポ・ハイツの場合は、木造・軽量鉄骨造が多いため防音や防犯の面で若干マンションに比べると不安な点があります。そのため、女性の1人暮らしやファミリー層の場合はしっかりとしたセキュリティが施されている物件を選ぶ傾向が高いです。
アパート・コーポ・ハイツに向いてる人
費用面を抑えたい、とにかく駅近ならどこでも良いという人はアパート・コーポ・ハイツの方が向いています。アパートの場合は、マンションでいうところのエントランスがないので管理費や共益費も安いです。男性の1人暮らしや会社と自宅の往復だから通勤を重視したいと思っている人には、アパート・コーポ・ハイツの方が生活しやすいといえます。
マンションに向いている人
マンションの場合は、賃料よりもセキュリティや設備にこだわりがある、もしくは防音や耐震性がしっかりしている物件に住みたい人に向いています。構造上、自然災害や耐久性にも優れているので長い期間住みたい人にもおすすめです。高層階に住みたいなと思っている人も、マンション住みが向いています。
さまざまな建物名に惑わされずに部屋を探そう
建物の名称が違ってくると、何か違いがあるのでは?と思うものですが、基本的に明確な違いはありません。一般的に構造や高さなどで呼び方も変わってきますし、アパートと呼ばれてもおかしくない物件をマンションとつけることも間違いではないのです。そのため、自分がどんな条件を考えているのか、築年数や設備、広さなどを考慮して決めましょう。
アパート・マンション・コーポ・ハイツの名前だけで決めてしまっては、住み始めてから違和感を感じることもあるので、自分の生活に合わせた部屋選びをすると失敗しにくいです。
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