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賃貸経営をしている現役大家さんの悩みとは?解決方法や相談先を解説します。

不動産投資売買

2021.11.09 / 最終更新日:2022.03.07

最近では、不動産で収入を得ようと賃貸経営をスタートさせたいと思っている人が多くなってきていますよね。しかし、いざ賃貸経営をしてみると、頭を抱えてしまうような悩みが発生する事があります。

そこで今回は、現役の大家さんの悩みと解決方法、そして問題が発生した時の相談先について解説していきたいと思います。賃貸経営に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

現役大家さんの悩みと解決方法

 

それでは早速、現役大家さんが抱えている悩みと解決方法から解説していきましょう。

 

空室状況

まず1つ目は、空室状況についてです。扱っている賃貸物件に空室があると、その部分の家賃収入がゼロになってしまうので、大家さんにとって空室は最大のリスク要因となります。

空室になっている期間が長ければ長いほど、家賃収入が得られない期間が長くなり、大家さんの悩みの中でも早急に対処しないといけない問題でもあります。空室が目立つという事は、借主にとって魅力を感じないという点が挙げられます。

新築の賃貸物件の場合は、「新しい」という魅力が優位に立つので、最初は空室問題は発生しにくいのですが、徐々に築年数が経過してくると、その新しさも発揮しにくくなる時期がやってきます。そこで解決策として有効なのが、立地条件です。

立地条件に恵まれている物件は、空室になりにくいという特徴があるので、大家さんにとって一番の悩みである空室を防ぐ事に繋がります。アパートやマンションに住む人は、やはり利便性を重要視します。周辺環境が良好である事や駅近などを選ぶ事は、賃貸経営の際に重要なことなのです。

 

家賃の滞納

2つ目は、家賃の滞納です。空室でなくても、入居者が家賃を滞納してしまうと、家賃収入は止まってしまいます。これも、大家さんにとっては大きな悩みの1つですね。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会の調査によると、対象の賃貸住宅のうち6.1%で家賃の滞納が発生しているという結果が出ています。

では、どのような解決策があるのでしょうか。家賃の滞納対策には、「入居時の審査の徹底」と「家賃保証会社を入れる」という方法が有効です。大家さんが自ら家賃の回収を行う自主管理の場合は、家賃の滞納が発生した場合、大家さん自身が対処することになります。

そのため、入居時の審査を徹底する事で、家賃の滞納を防ぐという方法が1つ。また、家賃保証会社を入れると、滞納時にも家賃が支払われる仕組みを作ることが出来るので、万が一家賃の滞納が発生しても安心です。

 

入居者同士のトラブル

3つ目は、入居者同士のトラブルです。入居者同士のトラブルは、ご近所トラブルでも多い事例で、対応にはスピード感が求められる為厄介です。トラブルを放置していると、さらに問題が大きくなる可能性もある事から、大家さんにとって悩ましい問題でしょう。

解決策としては、入居者同士のトラブルは基本的には管理会社に一任するのがおすすめです。その後の経緯や結果を把握しておく事で、同様の問題を起こしそうな人を入居させないようにする対処が出来ます。

 

物件の破損や汚損

4つ目は、物件の破損や汚損です。入居者のモラルが問われるものですが、物件の破損や汚損は大家さんの悩みとしても上位にあがってくるものです。入居者が故意に行ったものでなくても、規約違反による破損や汚損などは後を絶たない悩みなのです。

解決策としては、物件の破損や汚損について責任の所在を明確にしておくことが有効です。契約において、規約に記載されている事が絶対なので、書面で責任の所在を明確にしておくことが重要です。

 

退去時の原状回復

そして5つ目は、退去時の原状回復についてです。退去時の原状回復については、入居者の責任によらない劣化や設備の故障が起こる可能性もあり、誰が原状回復の責任を負うかでトラブルになる事があるのです。

原状回復に関しては、国土交通省がまとめている「原状回復ガイドライン」が基本となるので、それを元に契約時に責任の所在を双方で明確にしておくことが重要です。

 

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悩みごとの相談先

 

それでは最後に、悩みごとの相談先をご紹介していきましょう。

 

空室状況

まず空室状況に関しては、日頃の管理業務を委託している管理会社に相談するのが良いでしょう。管理業務を行う中で、空室が継続している理由や改善点などを話し合える可能性が大きいからです。

 

家賃の滞納や入居者同士のトラブル

家賃の滞納や入居者同士のトラブルに関しては、入居者対応は管理会社に相談して対応を依頼するのが一般的です。

また、管理業務を大家さんが自ら行っている場合は、弁護士に相談するのも良いでしょう。その為にも、日頃から弁護士の顧問契約を締結しておくなど、いつでも相談できる関係性を築いておく事が大切です。

 

物件の破損や汚損など

そして、物件の破損や汚損に関しては、こちらも基本的には管理業務を委託している管理会社に相談すると良いでしょう。管理会社に業務委託をしていない場合は、大家さん自らが設備修理や交換を行っているリフォーム会社に相談する事になります。

しかし、管理会社に相談すると、業者を紹介してもらえる事もあるので、最初は管理会社に相談すると良いでしょう。

 

まとめ

 

さて今回は、賃貸経営をしている現役大家さんの悩みや解決方法、相談先などを詳しく解説してみました。賃貸経営をしていると、大家さんにとって頭を抱えてしまうような悩みが突発的に発生する事も少なくありません。

そのような時に、親身になって聞いてくれる相談先を知っていると安心ですよね。今回は、悩みごとの相談先もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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