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一人暮らしを始めたら住民票を移さないといけないのか?

賃貸入居中

2021.04.23 / 最終更新日:2022.03.06

一人暮らしを始めるときに「住民票は移した方が良いのだろうか?」と悩む方も多いのではないでしょうか?今回はその疑問を解消するため、移すべきか、移さなくても良いのかについて解説していきます。

また、住民票を移さなかった場合のデメリットや移し方についてもご紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。

 

住民票は移さないといけない

 

一人暮らしを始める場合、住民票を移さなければいけないのか?移さなくても良いのだろうか・・・?結論からいうと、移さないといけません。引っ越した日から14日以内に住民票を移すことは、「住民基本台帳法」で義務として定められています。

もし、14日以内に手続きを行っていなければ罰金が発生する場合がありますので、必ず忘れないようにしましょう。

 

住民票を移さなくてもよい場合

 

しかし、以下の場合は住民票を移さなくても良いとされています。

・引っ越し先の住所に住む期間は1年以内の短期である場合
・生活の拠点が元の家にある場合

例えば、転勤により単身赴任で新しい住所へ引っ越しをしたとき、1年以内に元の家に戻る見込みがある場合は、住民票を移さなくても良いとされています。また、進学のための住まいにおいても、一時的に別住所に住んでいると見なされ、生活の拠点は元の家(実家)にあると解釈されます。よって、移さなくても問題ありません。

 

住民票を移さない場合のデメリット

 

住民票と移さない場合の3つのデメリットについて説明します。

 

運転免許証の更新ができない

運転免許証の更新ができる場所は、住民票に記載されている住所の地域となっています。住民票を移していなければ元の住所で手続きを行わなければいけません。時間と手間が掛かってしまうので大変です。

 

選挙に参加できない

選挙においても、住民票に記載されている住所に選挙権が届きます。そのため、住民票を移していなければ引っ越し先の地域での選挙に参加できません。

 

本人確認郵便が受け取れない場合がある

公的な郵便物は住民票を元に届けられます。中には「本人限定受取郵便」といった本人でしか受け取れない重要な書類が届く場合もあります。

 

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住民票の移し方

 

同じ市区町村内に引っ越す場合と異なる市区町村に引っ越す場合の住民票の写し方を説明します。

 

同じ市区町村に引っ越す場合

 

【転居届の手続き】

最寄りの役所に行って「転居届」を提出します。方法は2種類あります。

・本人が担当窓口で行う
・代理人が担当窓口で行う

提出期限は「引っ越し日から14日以内」となっております。提出期限を過ぎた場合は、過料(追加料金)を要求される場合があるので早めに手続きを行いましょう。

本人が手続きを行う際に必要なもの:転居届(役所にあります)・本人確認書類・印鑑・転入者全員分のマイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カード

※自治体によって他に必要な書類がある場合も考えられますので、事前にホームページなどで確認しておくとよいでしょう。

 

異なる市区町村に引っ越す場合

 

【転出届の手続き】

元の住所(引っ越す前の住所)の役所にて「転出届」の手続きを行います。方法は3種類あります。

・本人が担当窓口で行う
・本人が郵送で行う
・代理人が担当窓口で行う

提出期限は「引っ越し日の前後14日以内」となっておりますが、引っ越し日までに手続きを済ませておくことをおすすめします。この手続きをしなければ、引っ越し先で転入届を受け入れてもらえなくなりますので忘れないようにしましょう。転出が受理されると、「転出証明書」がもらえるので大切に保管しておきましょう。

本人が手続きを行う際に必要なもの:転出届(役所にあります)・本人確認書類・印鑑

※自治体によって他に必要な書類がある場合も考えられますので、事前にホームページなどで確認しておくとよいでしょう。

 

【転入届の手続き】

引っ越し先の役所にて「転入届」の手続きを行います。方法は2種類あります。

・本人が担当窓口で行う
・代理人が担当窓口で行う

提出期限は「引っ越し日から14日以内」となっております。提出期限を過ぎた場合は、過料(追加料金)を要求される場合があるので早めに手続きを行いましょう。

本人が手続きを行う際に必要なもの:転入届(役所にあります)・転出証明書・本人確認書類・印鑑・転入者全員分のマイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カード

※自治体によって他に必要な書類がある場合も考えられますので、事前にホームページなどで確認しておくとよいでしょう。

 

まとめ

 

一人暮らしを始めるとき、住民票を移さなくても良いケースもありますが、デメリットを考えると移すことをおすすめします。上記にあげたとおり、手続きは意外と簡単で、時間もあまり掛からないと思われます。引っ越しが決まったら、不動産会社や引っ越し業者等の手続きなど忙しくなります。

時間に余裕を持って早めに役所へ行き、手続きを済ませましょう。手続きに必要なものは、事前に役所のホームページや電話等で調べておくとスムーズに手続きが進むのでおすすめです。

 

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