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賃貸物件にできた蜂の巣は誰が駆除するべき?費用や対処方法を説明します。

賃貸入居中

2023.11.22 / 最終更新日:2023.11.22

蜂の活動が活発化する季節になると、賃貸物件でも蜂の巣が出来ている事があります。しかし、賃貸物件は大家さんから借りているものなので、勝手に駆除して良いのか分かりませんよね?

また、駆除するとしても費用がかかるため、どのくらいの費用なのかも気になります。そこで今回は、賃貸物件にできた蜂の巣は誰が駆除するべき?というテーマで、費用や対処方法などを詳しく解説していきたいと思います。

 

賃貸物件にできた蜂の巣は誰が駆除するべき?

 

賃貸物件にできた蜂の巣は誰が駆除するべきなのか?という部分ですが、蜂の巣ができた場所によって誰が駆除するべきかが変わってきます。

 

大家さんが駆除するべきケース

まずは、大家さんが駆除するべきケースから見ていきましょう。大家さんが駆除するべきケースは、蜂の巣が賃貸物件の共有部分にできた場合です。

賃貸物件では、入居者が共有で使用する場所と、特定の入居者のみが使用する専用部分がありますよね。そのうち、階段やゴミ置き場などの共有部分に関しては、大家さんや管理会社が駆除を行う形になります。

賃貸物件によっては、ベランダなども共有部分に含まれるケースがあるので、賃貸借契約書の内容をしっかりと確認するようにしましょう。

 

入居者が駆除するべきケース

入居者が駆除するべきケースは、専用部分に蜂の巣ができた場合です。専用部分は、その場所を借りている入居者だけが使用できる部分になるので、基本的には契約期間内はその場所を借りている入居者が駆除する事になります。

 

蜂の巣ができた時の対処法

 

では次に、蜂の巣ができた時の対処法について解説していきたいと思います。

 

大家さんや管理会社に連絡する

まず1つ目は、大家さんや管理会社に連絡するという事です。蜂の巣を見つけたら、すぐに駆除してしまいたくなりますが、賃貸物件ではまずは大家さんや管理会社に連絡する事が重要です。

契約内容によっては、蜂の巣を駆除する際に、他の入居者に連絡をしたり駆除業者への手続きなどを大家さんや管理会社が行うため、自分の判断で勝手に蜂の巣を駆除してはいけません。

もし、勝手に駆除してしまうと、駆除に必要な費用などを全額負担しなければならない事になる可能性があるので注意しましょう。

蜂の巣の駆除を、大家さんや管理会社に連絡する際は、出来るだけ蜂の巣ができている状況や場所、蜂の種類や多さなど詳しく伝えるようにします。スズメバチなどは、他の入居者にも被害が広がる可能性があるため、緊急性が高いからです。

 

自分で駆除する場合の方法

2つ目は、自分で駆除する場合の方法について解説していきたいと思います。契約内容的に、自分で駆除しても問題ないようならば、蜂の巣が大きくならないうちに早急に駆除するようにしましょう。時間帯は、夕方以降がおすすめです。

なぜなら、蜂の習性として昼間は蜜を集めるために、巣の外で活動し夕方戻ってくるからです。夕方前に駆除してしまうと、巣の外にいた蜂が戻ってきて危険なので、出来るだけ蜂の行動が落ち着く夕方以降を狙って巣を駆除しましょう。

蜂の巣を駆除する際は、出来るだけ黒い服ではなく白くて露出のない服装が適しています。蜂は、黒いものに反応するという習性があるため、黒い服を着ていると蜂が必要以上に寄ってきてしまいます。

そして、蜂は強い匂いにも反応するので、蜂の巣を駆除する際は香水や制汗剤など匂いのするものはつけないようにしましょう。蜂の巣を駆除する際のアイテムとしては、駆除専用スプレーや餌で蜂の巣の中の蜂も一気に駆除できるものを活用すると良いでしょう。

 

自分で駆除する場合の費用

そして、自分で駆除する場合の費用についてですが、蜂の巣駆除専門業者に依頼した場合は、蜂の種類によって費用が異なります。

例えば、凶暴性の高いスズメバチの場合は、一番費用が高く35,000円~40,000円前後です。ミツバチの場合は、30,000円~35,000円、アシナガバチの場合は25,000円~28,000円程度となります。

難易度の高い蜂の巣であればあるほど費用が高くなる傾向があり、業者によっても金額は前後するので、具体的な金額は駆除を依頼する前に、見積もりを出してもらうと安心です。

 

賃貸物件に蜂の巣ができた時の注意点

 

では次に、賃貸物件に蜂の巣ができた時の注意点について解説していきたいと思います。先ほども挙げましたが、賃貸物件は大家さんから借りているものなので、蜂の巣が共有部分・専用部分のどちらにできたとしても、必ず最初に大家さんや管理会社に連絡するようにしましょう。

連絡せずに、勝手に自己判断で駆除すると、契約書違反になる可能性もあるので注意が必要です。賃貸物件で何かをする時は、賃貸借契約書の内容に従う事が前提とされています。そのため、賃貸借契約書の内容に反しないように注意する事が重要です。

 

賃貸物件での蜂の巣予防策

 

それでは最後に、賃貸物件での蜂の巣予防策をご紹介していきたいと思います。蜂の巣は、一度出来てしまうと駆除するのが大変ですし、他の入居者に小さな子供がいる場合刺される危険性があるので、事前に予防できる事はしておいた方が安心です。

賃貸物件でできる蜂の巣の予防策としては、下記のような方法が挙げられます。

・虫よけネットの活用
・甘い匂いのするものは置かない
・防虫スプレーなどをまく

どれも、ホームセンターなどで揃うアイテムですし、使い方も簡単で女性でも活用する事が出来るので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

まとめ

 

さて今回は、賃貸物件でできた蜂の巣は誰が駆除するべき?というテーマで、費用や対処方法なども併せて解説してみました。蜂の巣は、気づくと大きくなっている事もあり、慣れない人が自分で駆除するのは非常に危険です。

特に、賃貸物件では駆除の方法に関しても、契約書に違反しないものを選択する必要があるため、蜂の巣を発見したらまずはすぐに大家さんや管理会社に連絡するようにしましょう。そして、大家さんや管理会社の指示に従い、蜂の巣を適切に駆除する事が大切です。

 

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