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住宅ローンの選び方と返済方法について解説します!

売買お金・制度

2020.12.24 / 最終更新日:2022.03.05

住宅を購入する時に、多くの人が利用するのが住宅ローンですよね。しかし、種類や特徴が色々あり、実際にどのようにして選べば良いのか迷ってしまう事も多いのではないでしょうか?

住宅ローンは短期的ではなく、長期的に返済していくものですので自分に合った住宅ローンを選ぶことが重要です。そこで今回は、住宅ローンの選び方と返済方法について解説していきたいと思います。

 

住宅ローンを選ぶ際のポイント

 

住宅ローンは、毎月必ず返済するものです。そのため、家計を圧迫するほどの返済計画は望ましくありません。住宅ローンを選ぶ時は、自分に合った返済期間や金利、返済方法などを選ぶようにしましょう。

また、住宅ローンは基本的に定年退職までに完済出来るようにしておくと安心です。金利や借入先なども様々な種類があるので、しっかり収支のシミュレーションを作成するようにしましょう。

 

住宅ローンの返済方法の種類

 

では次に、住宅ローンの返済方法の種類についてご紹介したいと思います。返済方法には主に2つあり、それぞれの特徴を解説していきます。

 

元利均等返済

まず1つ目は、元利均等返済です。元利均等返済は、毎月決まった金額を返済していく方法で、金利が一定の場合は月々の返済額も一定になります。返済初期は、利息の支払額が大きく、元金の減りが遅いという特徴があります。月々の返済額が一定なので、返済計画を立てやすいメリットがあります。

 

元金均等返済

そして2つ目は、元金均等返済です。元金均等返済とは、借入金額(元金)を返済期間で均等に割ることで、月々の返済額を決めるというものです。

借入残高に応じて利息を上乗せするので、返済初期が一番返済額が大きくなり、徐々に減っていくという特徴があります。最初の返済額の負担が大きくはなりますが、総返済額は「元利均等返済」よりも少なくなるというメリットがあります。

 

住宅ローンの金利タイプ

 

それでは次に、住宅ローンの金利のタイプについて解説していきたいと思います。住宅ローンの金利には、主に3タイプありそれぞれの特徴についてご紹介していきましょう。

 

変動金利

まず1つ目は、変動金利です。変動金利は、市場の金利情勢に合わせて、金利が変動するという特徴があります。通常、半年ごとに金利が見直され、金利の変動幅には上限はありません。金利の変動によるリスクは多少ありますが、金利を低く設定したい人にはおすすめです。

 

固定金利

そして2つ目は、固定金利です。固定金利は、借り入れの際の金利が、市場の金利情勢に合わせて変動しないという特徴があります。変動金利よりも高めに設定してありますが、月々の返済額が一定なので返済計画を立てやすいメリットがあります。

 

ミックス

3つ目は、ミックスです。ミックスは、異なる金利タイプやプランを、自由に組合すことが出来るという特徴があります。同じ金利でも、適応期間が違うものを組み合わせるなど、契約者が希望の条件に合わせて選択することが出来るものです。

 

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住宅ローンの種類

 

それでは次に、住宅ローンの種類について解説していきたいと思います。住宅ローンには、主に3種類あります。

 

公的ローン

1つ目は、公的ローンです。公的ローンは、公的な機関が融資をする住宅ローンのことで、財形住宅融資や自治体が行うものが該当します。財形住宅融資とは、財形制度のある企業などにいる人が財形貯蓄を利用して、借りることのできる住宅ローンです。

また、自治体が行う融資は、都道府県や市町村が行い、自治体によって融資の仕方が異なります。利用する際は、各自治体への確認をするようにしましょう。

 

民間ローン

2つ目は、民間ローンです。民間ローンは、民間の金融機関(都市銀行・地方銀行・信用金庫など)が融資をする住宅ローンです。住宅ローンの選択肢が多いのが特徴で、金利や保障やサービスなど、契約者の希望に合わせることが出来るメリットがあります。

 

フラット35

そして3つ目は、フラット35です。フラット35は、長期間固定金利型の住宅ローンです。住宅金融支援機構と民間の金融機関の両者が提携した上で提供するものです。

長期固定型のため、金利上昇のリスクを避けられるメリットがあり、住宅ローン契約時に返済終了までの借入金利や月々の返済額が確定します。そのため、長期間に渡る返済プランを立てやすいというメリットがあります。

 

住宅ローン利用時にかかる諸費用

 

それでは最後に、住宅ローンの利用時にかかる様々な諸費用について解説していきたいと思います。

 

事務手数料

1つ目は、事務手数料です。事務手数料は、住宅ローンを契約した時に金融機関に支払う手数料の事を指します。借り入れ金額に対して、決められた割合の金額か定額の金額を支払う形になります。

 

保証料

2つ目は、保証料です。住宅ローンの融資を受ける際に、金融機関によっては指定した保証会社の保証を受けることが条件となっていることがあります。そのような場合は、保証会社に必要な費用を支払う形となります。しかし、保証会社への支払いが不要な場合もありますので、金融機関に確認するようにしましょう。

 

登記費用

3つ目は、登記費用です。住宅を購入した場合は、不動産の登記を行う必要がありますので、その際に必要になる費用です。登記のための、登録免許税や登記手続きを行う司法書士への報酬などがあります。

 

繰り上げ返済手数料

4つ目は、繰り上げ返済手数料です。住宅ローンの契約期間よりも、繰り上げて返済する場合に金融機関に支払う手数料の事です。

 

返済口座への送金手数料

そして5つ目は、返済口座への送金手数料です。金融機関によっては、返済用の口座へ送金する際に手数料が発生する場合があります。そのような時は、送金手数料として支払う形となります。

 

まとめ

 

今回は、住宅ローンの選び方と返済方法について解説してきました。住宅ローンには種類やタイプが色々あり、金利や返済プランも契約者の経済状態によって合うものが違ってきます。今回ご紹介した情報を参考に、収支のバランスを考えて、返済までのプランをしっかり立てましょう。

 

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