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太陽光パネルって必要?太陽光パネルのメリットと問題点について説明します。

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2023.05.04 / 最終更新日:2023.05.04

電気代の高騰などで、太陽光パネルの導入を検討している人が増えています。しかし、環境に優しいイメージや電気代を節約できるというもの以外に、具体的にどのようなメリットがあるのか分からないという人も多いでしょう。

そこで今回は、太陽光パネルって必要?というテーマで、メリットや問題点なども踏まえて詳しく解説していきたいと思います。太陽光パネルの導入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

太陽光パネルのメリット

 

それでは早速、太陽光パネルのメリットから解説していきましょう。

 

電気代を節約できる

まず1つ目は、電気代を節約できるという事です。太陽光パネルと聞いて、一番にイメージするメリットがこれではないでしょうか?

通常は、日常生活で使う電気は電力会社から電気を買い、それを使用しているわけですが、太陽光パネルを導入する事で太陽光発電によって電気をまかなう事が出来るため結果的に電気代を節約する事が出来るのです。

 

電気を売って収入を得る事が出来る

2つ目は、電気を売って収入を得る事が出来るという事です。太陽光発電によって発生した電気は売る事が出来ます。

経済産業省によると、太陽光パネルによって作られた電気が自家消費されるのは約3割だと言われており、後の7割は、売電による経済的なメリットが大きいという事になるのです。

 

停電した時にも安心

3つ目は、停電した時にも安心という事です。一般的に、電力会社からの電気だけに頼って生活をしている場合は、大規模な停電が発生した時に電気の供給が一時的に止まってしまうケースがあります。

しかし、太陽光パネルを導入していると、自立運転機能を使う事で停電の時でも電気を使う事が出来るのです。そのため、災害時など万が一の時でも電気の供給が止まるという心配をしなくて済むというメリットがあるのです。

 

環境に優しい

4つ目は、環境に優しいという事です。太陽光パネルの導入の一番の目的は、枯渇性エネルギーによる環境負荷の低減という事もあり、結晶系シリコン太陽電池によるCO2削減効果が1KWシステムあたり年間399.5kgとされており、環境への影響も考えられているのです。

 

再エネ賦課金を削減できる

5つ目は、再エネ賦課金を削減できるという事です。再エネ賦課金は、全世帯が購入する電気使用量に応じて課金される費用の事ですが、一般的な家庭の場合年間で約9,000円以上の負担がかかる費用となります。

これが、太陽光パネルの導入によって、購入する電気使用量が減り結果的に再エネ賦課金の負担額を減らすことが出来る事に繋がるのです。

 

蓄電池との相性が良い

そして6つ目は、蓄電池との相性が良いという事です。太陽光パネルによって発電した電気は蓄電池に貯めて使用する事ができ、蓄電池を導入する事で割安な電気料金プランに切り替える事が出来ます。

また、固定価格買取期間が終わった後も、蓄電池と併用して使う事で自家消費で電力をまかなう事ができ、非常に相性が良いというメリットがあるのです。

 

太陽光パネルの問題点

 

では次に、太陽光パネルの問題点について解説していきたいと思います。

 

パネル自体の重さ

まず1つ目は、パネル自体の重さです。太陽光パネルは、だいたい1枚の重さが15kg程度で一般的な住宅では20枚ほど設置する事になります。そのため、300kg程度の重さが屋根にかかる事になり、デメリットの1つと言えるでしょう。

 

発電量が天気に左右される

2つ目は、発電量が天気に左右されるという事です。太陽光パネルでの発電は、晴れていないと十分に発揮する事が出来ず、天候が悪い日が続くと発電量が落ちてしまいます。そのため、天気によっては電気の発電量が安定しないという問題点があるのです。

 

設置費用が高い

3つ目は、設置費用が高いという事です。最初の頃に比べると、太陽光パネルの設置費用は安くなってきていますが、それでもだいたい100万円以上の費用が必要になります。

導入後の電気代の節約や売電による収入が期待できる反面、初期投資として100万円以上の費用が必要になるのは問題点と言えます。

 

定期的なメンテナンスが必要

4つ目は、定期的なメンテナンスが必要という事です。経済産業省は、発電量の低下や機器の故障の確認のため、4年に1度の定期点検を推奨しており、15年に1度パワーコンディショナーを交換する事も必要です。そのため、メンテナンス費用として約30万円の費用が必要になるのです。

 

反射光によるトラブル

5つ目は、反射光によるトラブルです。太陽光パネルは、角度によって反射光が発生し、眩しさなどから近隣住民とのトラブルに発展してしまう事があります。そのため、家の屋根の方角などで光を反射しやすい北側設置が避けられない場合は、トラブルに対する対策が必要です。

 

太陽光パネルが設置出来ない住宅がある

そして6つ目は、太陽光パネルが設置出来ない住宅があるという事です。基本的には、住宅の屋根に太陽光パネルを設置する事が出来ますが、全ての住宅で可能なわけではありません。

例えば、太陽光パネルを設置できる面積が小さな住宅や、豪雪地帯や塩害など地域特有の理由から太陽光パネルを設置する事が出来ないケースがあります。

 

太陽光パネルって必要?

 

さてここまでで、太陽光パネルのメリットや問題点を解説してきましたが、そもそも太陽光パネルって必要なの?と疑問に思う人もいるでしょう。メリットでも挙げましたが、太陽光パネルの一番の目的はCO2削減や枯渇性エネルギーによる環境負荷の低減です。

そのため、未来の自然環境を守るという意味では、太陽光パネルは必要と言えるでしょう。しかし、太陽光パネルにもメリットばかりではなく問題点もあるので、それらをうまく織り交ぜながら環境に優しい暮らしが今後も実現出来るようにする必要があります。

 

まとめ

 

さて今回は、太陽光パネルって必要?というテーマで、メリットや問題点も併せて解説してみました。太陽光パネルは、自然環境に優しいだけでなく経済的にも私たちの生活に今後も必要となってくる発電システムだと言えます。定期的に訪れる自然災害時でも、安心に繋がる要素があるのが太陽光パネルなのです。

 

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