先に土地だけを購入する場合に気を付けるべき注意点とは?

マイホームを購入したいと考えた時に、先に気に入った土地だけ購入しておくという事がありますよね。

しかし、先に土地だけを購入した場合、注意しなければならない事がいくつかあります。

 

そこで今回は、先に土地だけを購入する場合に、気をつけるべき注意点を解説していきたいと思います。

 

先に土地だけを購入しても住宅ローンは組める?

 

それでは早速、先に土地だけを購入した場合、住宅ローンが組めるのかについて解説していきましょう。

結論から言うと、先に土地だけを購入した場合でも住宅ローンは組めます。

 

しかし、一般的に建物と同時に購入した時のケースとは、異なる住宅ローンを組むことになるので、ここでは3つに分けて解説していきます。

 

つなぎ融資

 

まず1つ目は、つなぎ融資です。

つなぎ融資とは、住宅が完成するまでの間、土地を購入する為の費用として一時的に融資が受けられるものを指します。

 

この場合は、住宅の建設中は、つなぎ融資の利息分だけを支払う事になります。

そして、住宅が完成して住宅ローンが実行された段階で、つなぎ融資の元金と利息を返済する事になります。

 

つなぎ融資は、通常の住宅ローンよりも金利が高いのが特徴です。

また、住宅ローン控除の対象にならないというデメリットもあるので、契約前にしっかり確認しておく必要があります。

 

土地先行融資

 

2つ目は、土地先行融資です。

 

土地先行融資とは、住宅を建てる為の土地を購入する際に、土地代だけを先に振り込んでもらうというものです。

残りの住宅分は、建設後に追加で振り込んでもらえるローンになります。

 

別名「分割融資」とも呼ばれ、1つの住宅ローンが複数回に分けて振り込まれるという特徴があります。

低い金利で利用できる反面、金融機関によっては取り扱っていない所もあるので、注意が必要です。

 

住宅ローン控除制度

 

3つ目は、住宅ローン控除制度です。

住宅ローン控除制度とは、年末時点のローン残高のうち1%が、最大10年間まで所得税から控除出来る制度の事を指します。

 

しかし、住宅ローン控除制度は住宅を建てる為の控除制度なので、土地だけを購入した状態では通常利用することは出来ません。

ただし、先に土地だけを購入して、かつ住宅ローンも利用している場合は、必要な条件を満たしていれば控除を利用できます。

 

【住宅ローン控除制度の条件】

・住宅ローンの返済期間が10年以上であること

・土地だけでなく住宅分も併せて、同一名義で住宅ローンを組んでいること

・土地の購入から2年以内に住宅を建てること

・「建築条件付き土地」の場合は、土地の購入から3か月以内に建築請負工事契約を交わすこと…など

 

気をつけるべき注意点

 

それでは次に、気をつけるべき注意点をご紹介していきましょう。

 

住宅の設計計画

 

まず1つ目は、住宅の設計計画です。

 

先に土地だけを購入した際に、「つなぎ融資」や「土地先行融資」を利用することになりますが、この融資を受ける為には申し込みの時に、金融機関へ住宅の建設計画を提出する必要があります。

そのため、先に土地だけを購入する場合でも、同時に住宅の建設計画もしっかり立てておく必要があるのです。

 

住宅購入時を想定して土地情報を調べる

 

2つ目は、住宅購入時を想定して、土地の情報を調べておくという事です。

 

事前に、土地の形や地盤などを調べておかないと、立地条件によっていざ住宅を建てる時になってプランを変更せざるを得ないという事態になる可能性があります。

購入後に、計画の変更などのトラブルを避けるためにも、土地情報はしっかり調べておきましょう。

 

土地と住宅の名義は統一する

 

3つ目は、土地と住宅の名義は統一しておくという事です。

後々、住宅ローン控除制度を利用する場合は、住宅と土地の名義が同一であることが条件になるので注意しましょう。

 

つなぎ融資を利用する際は利息に注意

 

4つ目は、つなぎ融資を利用する際は利息に注意するという事です。

 

冒頭でも解説しましたが、つなぎ融資は利息が高いのが特徴です。

利息は、借入日数に応じて日割り計算で計算されるので、注意しましょう。

 

ローンが生活費を圧迫しないように計画する

 

5つ目は、ローンが生活費を圧迫しないように計画するという事です。

通常の住宅ローンは、住宅が完成後に融資が実行されるので、余裕をもって返済を始めることが出来ますが、土地だけの購入の場合は、住宅が建つまでは賃貸に住むことが多いので、支払いなどと併せて生活費を圧迫しないように計画する事が大切です。

 

自己資金が必要な場合を想定する

 

そして6つ目は、自己資金が必要な場合を想定するという事です。

 

金融機関によっては、融資実行時にローンの利用手数料や利息を差し引いて振り込む場合があります。

その場合は、差し引かれた不足分は自己資金から出す事になるので、あらかじめ想定しておく必要があるのです。

 

先に土地だけを購入してすぐに住宅を建てない場合の対策

 

それでは最後に、先に土地だけを購入して、すぐに住宅を建てない場合の対策をご紹介しましょう。

 

土地の維持費用を購入前に用意しておく

 

まず1つ目は、土地の維持費用を購入前に用意しておくという事です。

土地の購入後は、不動産取得税・固定資産税などの税金が発生します。

 

また、住宅が建っていない土地の税額は高いので頭に入れておきましょう。

そして、雑草の対策なども必要になります。

 

土地を活用した資産運用

 

2つ目は、土地を活用した資産運用です。

 

すぐに住宅を建てない場合は、空いている土地を有効活用するために、駐車場として貸し出すという方法もあります。

駐車場は、最小限のコストで済むだけでなく、駐車場経営を辞める時も建物の解体費用などが発生しないのでおすすめです。

 

まとめ

 

さて今回は、先に土地だけを購入する場合に気をつけるべき注意点をご紹介してきました。

先に土地だけを購入した場合は、通常の住宅ローンとは異なるローンを組むことになり、金利が高いなどの特徴も様々です。

 

そのため、最小限のコストで押さえる為には、やはりなるべく早く住宅を建てるのがおすすめですが、土地を利用した資産運用という活用方法もあるので、土地を購入する際には先々の事を見通した状態で、購入すると良いでしょう。

 

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