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セットバックとは?セットバックが必要な物件を購入する時に注意することを説明します。

売買購入

2022.09.03 / 最終更新日:2022.09.03

不動産広告の中で、「セットバック」という言葉を見かけることがありますよね。不動産購入を検討している場合、このセットバックを知らないと後々困る事が出てきます。

そこで今回は、セットバックとは?というテーマで、セットバックが必要な物件を購入する時に注意する事も併せて解説していきたいと思います。

 

セットバックとは?

 

それではまず、そもそもセットバックとは何なのか?という部分を解説していきましょう。セットバックとは、建物を前面の道路から後退(セットバック)して建築する事を指していて、セットバックした部分には建物を建築する事は出来ず私道となります。

セットバックは、前面の道路の道幅を広げたり、斜線制限を緩和するためという目的で行われます。セットバックが適用されるのは、土地が面している道路の幅が4m未満の場合です。

4m以上道幅を確保しないと、防災上の面で緊急車両が円滑に通行できないので、道幅を確保する必要があるのです。このような土地を、不動産広告などでは「セットバック要」や「私道負担」という表現で記載されています。

 

セットバックが必要な物件を購入する時に注意すること

 

では次に、セットバックが必要な物件を購入する時に注意することを解説していきたいと思います。

 

防災性や利便性の低さ

まず1つ目は、防災性や利便性の低さです。セットバックが必要な物件は、そもそも幅員が狭いので防災性や利便性は低いと言えます。

そのため、万が一火災などが発生しても、緊急車両が通れないというようなリスクも考えておく必要があるのです。購入後に、すぐに建て替える場合は問題ないですが、購入後すぐにセットバックしない場合は注意が必要です。

 

セットバックの工事費用

2つ目は、セットバックの工事費用です。セットバックが必要な土地を購入した場合、購入後にセットバックするための工事費用がかかります。土地の条件によって費用が異なりますが、どのくらいの費用がかかるかを事前に確認しておく必要があります。

工事費用の相場としては、数十万~最大500万円ほどかかるケースもあり、工事費用を誰が負担するのかも確認しておく事が重要です。基本的には、所有者が費用を負担しますが、自治体によっては助成金制度などが設けられているケースもあります。

 

有効敷地面積と建てられる建物の大きさ

3つ目は、有効敷地面積と建てられる建物の大きさです。セットバックをすると、その部分は建物を建てることが出来なくなるので、実際に建物を建てられる「有効敷地面積」が狭くなります。そのため、敷地面積に対してどれだけの大きさの建物を建てられるかを認識しておく必要があるでしょう。

 

門や塀は建築できない

4つ目は、門や塀は建築できないという事です。セットバックをすると、その部分の所有権は失われませんが道路とみなされるため、様々な制限を受ける事になります。建物を建てられない事はもちろんですが、門や塀の設置も出来ず、物置や駐車スペースとして利用する事も出来まないので注意しましょう。

 

売却しにくい

そして5つ目は、売却しにくいという事です。セットバックが必要な物件は、土地面積よりも狭い面積しか利用する事が出来なくなるため使い勝手が非常に悪いのが特徴です。

そのため、セットバックが必要ない物件に比べると敬遠されがちで売却しにくい可能性があるのです。また、売却できたとしても相場よりも安い価格になるケースが多いでしょう。

 

セットバックが必要な物件を購入したらするべき事

 

それでは最後に、セットバックが必要な物件を購入したらするべき事を解説していきたいと思います。

 

固定資産税の非課税申請

1つ目は、固定資産税の非課税申請です。セットバックした土地は道路となって、私的な利用は出来なくなるので固定資産税や都市計画税が免除されます。しかし、免除されるためには申請を行わないといけないので、忘れずに申請手続きをするようにしましょう。

 

セットバック部分の買取や寄付の有無の確認

そして2つ目は、セットバック部分の買取や寄付の有無の確認です。自治体によっては、セットバック部分の買取や寄付を受け付けている場合もあります。寄付として受け付けている場合でも、助成金が出るケースもある事から、各自治体の建築指導課へ確認するようにしましょう。

 

まとめ

 

さて今回は、セットバックとは?というテーマで、セットバックが必要な物件を購入する時に注意することも併せて解説してみました。セットバックが必要な物件では、様々な制限があるため事前に確認した上で購入する必要があります。

また購入後も、必要な手続きがあるので、セットバックが必要な物件の購入を検討している場合は、今回挙げた注意点を参考にしてみてくださいね。

 

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