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不動産を売りたいと思ったら、取るべき行動とは?

売買売却

2021.01.28 / 最終更新日:2022.03.06

不動産を売る機会は、なかなか頻繁にあるものではありませんよね。そのため、一戸建てやマンションなどの不動産を売りたいと思った時に、どのような流れで売却したら良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、不動産を売りたいと思ったら、取るべき行動を詳しく解説していきたいと思います。

 

不動産を売る時の流れとは

 

それでは早速、不動産を売る時の流れをご紹介していきましょう。不動産を売るためには、いくつかのステップを踏む必要があります。ここでは、おおまかな流れをご紹介していきます。

  1. 不動産の売却に向けて準備をする。
  2. 不動産会社に不動産の査定を依頼する。
  3. 不動産売却の為の、不動産会社を選ぶ。
  4. 不動産会社と媒介契約を結ぶ。
  5. 不動産の販売活動を開始する。
  6. 買主と売買契約を結ぶ。
  7. 引き渡しをする。
  8. 不動産売却の翌年に確定申告をする。

不動産を売却する時は、このような流れで進めていきます。

 

不動産を売る時の方法

 

では次に、不動産を売る時の方法をご紹介していきましょう。不動産を売る方法としては、主に「仲介」と「買取」の2種類があります。それぞれについて、詳しく解説していきます。

 

仲介

まず1つ目は、仲介で売る方法です。仲介では、不動産会社に不動産の売却を依頼して、不動産会社が売主に代わって販売活動をする方法です。インターネットや広告など、色々な媒体を使って、不動産の購入希望者を探すのです。そして、買主が見つかると契約の手続きから引き渡しが完了するまで、不動産会社がサポートしてくれます。

 

買取

2つ目は、買取で売る方法です。買取では、不動産会社が間に入るのではなく、売りたい不動産を直接不動産会社に購入してもらう方法です。そのため、買主は不動産会社になります。買取の場合は、仲介よりも不動産が売れるまでの時間が早いという特徴があります。

仲介の場合は、買主は個人のお客様なので、買主が現れるまで時間がかかる事が多いのですが、買取の場合は不動産会社が直接不動産を買い取るので、販売活動をすることなく不動産を売る事が出来るのです。

 

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不動産を売る時に取るべき行動

 

それでは、実際に不動産を売る時に取るべき行動を解説していきたいと思います。不動産を売る時は、大きく分けて取るべき行動が9項目あります。

 

スケジュールをたてる

まず1つ目は、スケジュールをたてる事です。不動産を実際に売り出してから、買主が見つかるまでにはマンションの場合は約3ヶ月~4ヶ月かかると言われています。また、一戸建てや土地の場合は、6ヶ月以上かかることも多いのです。

そのため、不動産を実際に売り出すまでの期間と、希望する日数を踏まえたスケジュールをたてる事が大切です。1年の中で1番不動産売買が活発なのが、年末です。また、9月の異動に向けた7月~8月にかけた時期も、不動産売買が活発と言えます。この時期に、少しでも高く不動産を売る事が出来るように、スケジュールをたてるようにすると良いですね。

 

物件の相場を調べる

2つ目は、物件の相場を調べるという事です。インターネットなどでは、近隣に似たように売りに出ている物件や、過去の取引価格などを調べる事が出来ます。

・レインズマーケットインフォメーション

http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do

このサイトは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営しているもので、不動産の売買価格を調べる事が出来ます。

 

・不動産取引価格情報検索

https://www.land.mlit.go.jp/webland/

このサイトは、国土交通省が、不動産取引を行った人を対象にしたアンケートをもとに、データベース化した価格情報を閲覧できます。

 

不動産会社に査定を依頼する

3つ目は、不動産会社に査定を依頼するという事です。不動産会社では、市場のニーズや立地条件などを踏まえて値付けします。不動産を売り出すには、査定価格はとても重要なので、慎重に進める必要があります。

 

不動産会社を選ぶ

4つ目は、不動産会社を選ぶという事です。ここでは、査定を依頼した不動産会社の中から、実際に不動産を売り出す時に仲介を頼む不動産会社を選びます。査定依頼の際に、売りたい不動産に合った不動産会社かを判断しておくと、スムーズに決める事が出来ます。

 

不動産会社と媒介契約を結ぶ

5つ目は、不動産会社と媒介契約を結ぶという事です。不動産会社が決まったら、いよいよ媒介契約を結び、その不動産会社が仲介役となって不動産を売却する段階へ進みます。媒介契約には、複数の不動産会社が売却活動をする「一般媒介」や、不動産会社1社だけとの契約の「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」などがあります。

 

価格を決めて販売開始する

6つ目は、価格を決めて販売活動を開始します。不動産会社と媒介契約を結んだら、不動産会社からのアドバイスのもと、価格設定を行います。そして、内覧の準備やチラシなどで呼び込みをします。

 

買主と売買契約を結ぶ

7つ目は、買主と売買契約を結びます。実際に、売り出した不動産に買い手が付き、条件などで合意できたら売買契約を結びます。この場合、不動産会社と売主と買主が集まって、契約内容を読み合わせます。一般的に売買契約の際は、買主が売買代金の5~20%程度の手付金を売主に支払い、仲介手数料の半額を不動産会社に支払います。

 

引き渡しを行う

8つ目は、不動産の引き渡しを行います。平日の午前中に、売主・買主・不動産会社・司法書士が金融機関などに集まって、決済と引き渡しを行います。また、不動産の引き渡しと登記申請は、同日中に行います。

 

不動産の売却の翌年に確定申告をする

そして9つ目は、不動産の売却の翌年に確定申告をします。不動産の売却で売却益が出た時には、売却した翌年の2月16日~3月15日の間に税務署に書類を提出し確定申告をする必要があります。確定申告は、自分で行うほか税理士に依頼する方法もあります。

 

まとめ

 

さて今回は、不動産を売りたいと思ったら、取るべき行動について詳しく解説してみました。不動産を確実に安全に売却するには、信頼できる不動産会社を見極めることが大切です。不動産を売る時は、不動産の査定から不動産会社を選ぶ段階が一番重要でもあるので、しっかり情報収集するようにしましょう。

 

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