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吉野川市山川町ってどんな街?魅力や住みやすさについて説明します。

徳島県情報

2023.11.16 / 最終更新日:2023.11.16

徳島県吉野川市の西端に位置している山川町は、山々が連なる自然豊かな場所です。高さ200m以上の山地が当地総面積の50%余りを占めており、自然豊かな環境で生活できるそんな魅力的な街と言えます。

また、吉野川市山川町には長い歴史のある重要な文化財もあり、教育の面でも子供たちに良い影響を与えられる街なのです。そんな自然豊かな吉野川市山川町の魅力や住みやすさについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

 

吉野川市山川町の基本情報

 

それではまず、吉野川市山川町の基本情報(2010年10月1日現在)からご紹介していきましょう。

・人口:10,794人
・面積:13836.826㎡
・世帯数:3,828世帯

 

吉野川市山川町の魅力・歴史

 

吉野川市山川町は、かつては徳島県麻植具郡にありましたが、町村合併促進法に基づく昭和の大合併によって、1955年(昭和30年)1月1日に、山瀬町・川田町・三山村の一部が合併しました。

そして、2004年(平成16年)10月1日に、平成の大合併によって麻植郡内の町村と合併し吉野川市になりました。吉野川市山川町の花は「オンツツジ」で、同町船窪にはオンツツジの群落があり国の天然記念物に指定されています。

自然に形成しているオンツツジの群落は珍しく、非常に貴重なものとされています。吉野川市山川町の伝統産業は和紙作りで、8世紀頃に忌部氏が山川町で紙や布の製造を行った事が始まりだと伝えられています。

アクセス面においては、吉野川市の代替バスが通っており、「山川駅・奥丸間」で平日土日祝日共に8本運行されています。

また、教育面や生活面において、阿波山川駅周辺に各種生活サービス(行政施設・介護福祉施設・子育て施設・商業施設・医療施設・金融施設・教育文化施設)が揃っており、様々な年代の人達が住みやすい環境が整えられています。また西南部には、「阿波富士」と呼ばれる高越山がそびえていて圧巻です。

 

吉野川市山川町の観光名所

 

では次に、吉野川市山川町の観光名所をご紹介していきたいと思います。

 

船窪つつじ公園

船窪つつじ公園には、国の天然記念物に指定されている「オンツツジの群落」があり、約1200株の見事なオンツツジを見る事が出来る観光名所です。高越寺から屋根伝いに南へ3キロほど行ったところにあり、毎年5月中旬~下旬頃が見ごろとなっています。家族連れやカップルなど、若い年代の人達からお年寄りまで、地元の人にも愛されている公園です。

住所:吉野川市山川町奥野井387-1

 

阿波和紙伝統産業会館

阿波和紙伝統産業会館では、約1,300年の歴史を持つ阿波和紙の文化に触れる事が出来る観光名所です。朝廷に仕えていた忌部族氏が、麻などを阿波の地に植えた事から歴史が始まり、長い歴史の中で培われた技術や技法・製作工程などを忠実に再現しています。

多彩な作品展も随時行われており、展示室やギャラリーなどで実演の見学や体験コーナーを楽しむ事も出来ます。家族連れなどに、非常に人気のある観光スポットです。

住所:吉野川市山川町川東141

営業時間:9:00~17:00(月曜日は休館日、祝日の場合は翌日休館・年末年始12/30~1/2は休館)

 

高越山(阿波富士)

高越山は「阿波富士」とも呼ばれ、地元の人達からは「おこおっつぁん」という愛称で親しまれています。標高は1,133mで、吉野川平野からそびえたつ見事な山容が特徴です。

頂上には高越寺があり、古くから修験道の山と言われており、毎年8月18日に行われる例祭では女人禁制が現在も守られています。5月には、山を紅一色に染めるオンツツジの大群落が楽しめます。

住所:吉野川市山川町木綿麻山

 

バンブーパーク

バンブーパークは、吉野川河川敷の8haもある広大な竹林に整備された、芝生の多目的広場です。イベントステージや竹製のフィールドアスレチックなどの遊具もあり、自然の中で遊ぶ楽しさを体験する事が出来ます。また、野鳥などを観察するバードウォッチングも出来て、大人から子供まで楽しめます。

住所:吉野川市山川町前川263-1

営業時間:開園9:00~18:00(4月~9月)、開園9:00~17:00(10月~3月)

 

井田の大グス

今から200年以上前に、この土地に井田神社があったとされており、その御神木として大クスが残されていると伝えられています。大グスの周囲は、幹の下端で9.5mもあり、高さは全長24m、樹齢は700年と推定されています。昭和44年8月6日に、山川町から天然記念物に指定されており、地元の人からも愛されている木なのです。

住所:吉野川市山川町字井上67

 

吉川顕正伯の生家

吉川顕正伯は、文部大臣時代に教育勅語発布の功労者として活躍し、吉野川市山川町が誇る第一人者と言われています。その生家は、庶民的な雰囲気で懐かしさも感じられ、時代をタイムスリップしたかのような空間を楽しむ事が出来ます。

住所:吉野川市山川町川田1204

 

吉野川市山川町は豊かな自然と歴史が魅力

 

吉野川市山川町は、古くからの歴史が現代も生活の中に自然と息づいている魅力的な街です。山々に囲まれた自然豊かな環境と、古くから続いている歴史ある環境が共存しており、若い世代から高齢世代まで全ての世代が住みやすい街と言えます。

吉野川市全体としては、利便性の向上や地域の活性化の面から、「コンパクトシティ・プラス・ネットワークのまちづくり」を進める動きがあり、今後さらに便利さも追及したまちづくりが期待できる街と言えるでしょう。

 

まとめ

 

さて今回は、吉野川市山川町の魅力や住みやすさについて、詳しくご紹介してみました。吉野川市山川町には、長い歴史のある重要な文化財があり、歴史の重みを感じる事が出来ますし、山川町ならではの豊かな自然も感じられます。

駅周辺には、子育て世代が過ごしやすい施設が集中しており、病院や高齢者向けの施設も充実しています。今後、さらに住みやすさを追求した発展が期待できる街ですので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

 

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