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売れない不動産には理由がある!?解決方法をお伝えします。

売却売買

2021.04.01 / 最終更新日:2022.03.06

不動産を売り出していても、なかなか買い手が付かず困ることはありませんか?不動産の売却は、売れるようにする為にある程度工夫が必要です。売れない不動産がある場合は、売れるような解決方法を考える必要があるでしょう。そこで今回は、売れない不動産の理由や解決方法をご紹介していきたいと思います。

 

売れない不動産の理由とは

 

それでは早速、売れない不動産の理由から解説していきましょう。不動産が売れない理由には、主に3つあります。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

販売価格が不適切

まず1つ目は、売り出している不動産の売却価格が不適切という理由です。不動産の売却価格は、購入を検討している人の目に最初に入るものなので、とてもインパクトが大きいと言えます。

買い手にとって、お得感があればそれだけ早く売れる事になるのです。しかし、売れない不動産のほとんどは、販売価格に割高感があるという特徴があります。

 

物件にマイナスポイントがある

2つ目は、売り出している物件にマイナスポイントがあるという理由です。買い手にとって、不動産を購入するという事はとても大きな買い物です。そのため、なるべくマイナスポイントが少ない不動産を選ぶ事になりますよね。

特に、外からの見た目や設備などは、ある意味価格よりも買い手にとって重要なポイントになる部分です。外壁の汚れや設備の不具合、水回りの不備などの印象は、最終的な決断の時にマイナスポイントになります。

 

不動産会社選び

3つ目は、不動産選びが不適切という理由です。不動産を売り出す時には、不動産会社と媒介契約を結ぶ事になります。通常、不動産会社との媒介契約期間は3か月間です。

その間に、不動産会社は販売活動を行い、不動産が売れるようにしますが、3か月間の中で問い合わせなどの反応自体が少ない場合は、媒介契約を結んでいる不動産会社を、見直す必要があるでしょう。不動産が売れるかどうかは、不動産会社の販売力にもかかっているのです。

 

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売れる不動産にする為の解決方法

 

それでは、先ほどの売れない不動産の理由から、実際に売れる不動産にするための解決方法を解説していきたいと思います。売れる不動産にするための解決方法としては、主に3つあります。こちらも、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

不動産会社との媒介契約の見直し

まず1つ目は、不動産会社との媒介契約の見直しです。不動産会社との媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。

一般媒介契約は、複数の不動産会社と契約する事ができ、買い手の幅が広がるメリットがある一方で、国土交通省から指定を受けた不動産流通機構が運営している、ネットワークシステムへの登録義務がないため、不動産会社の活動が分かりにくいというデメリットもあります。

その一方で、「専任媒介契約」と「専属専任媒介契約」では、ネットワークシステムへの登録義務があるため、不動産情報が広がりうすいというメリットがあります。

しかし、こちらもデメリットはあり1社のみとの媒介契約となるため、不動産が売れるかどうかは不動産会社の力量にかかっており、売却価格や時期が左右されるというデメリットがあります。

このように、3つそれぞれに、メリット・デメリットがあるので、3か月間で不動産売却に動きが見られない場合は、媒介契約を見直す事が重要です。

 

不動産の魅力を高める

2つ目は、不動産の魅力を高めるという事です。不動産を購入しようか検討している買い手にとって、その不動産が安心して購入できる物かどうかは重要なポイントです。そのため、まず内覧時の対応策として、ハウスクリーニングで室内を清潔に保ち、キレイな印象を保つ事は最低限必要でしょう。

そして、耐震性やリフォーム済、点検記録の保管状況などの情報で、安全性をアピールする事も大切です。さらに、専門家による住宅診断を行う事も、売れる不動産にする為の解決方法と言えます。

住宅診断とは、第三者の立場から、不動産の劣化状況や欠陥部分を調査するものです。これにより、その不動産に欠陥がないことが証明できるだけでも、不動産は売れやすくなります。

 

売り出し休止や任意売却の検討

そして3つ目は、売り出し休止や任意売却を検討するという事です。なかなか売れない不動産の場合は、一度様子を見る為に売り出し休止を行う事も1つの手段として有効です。買い手がつきやすいのは、やはり売り出してから3か月以内と言われています。

それ以上、売り出し期間が経過している不動産ですと、逆に買い手にとっては不安材料となることもあります。そのため、売り出しを一度休止して、再度売り出す方法もおすすめです。

そして、どうしても売却時の資金が必要な場合は、任意売却という方法もあります。しかし、任意売却はタイミングを見極める必要もあるので、こちらの解決方法を検討している場合は、早めに行うようにしましょう。

 

まとめ

 

さて今回は、売れない不動産の理由や、売れる不動産にする為の解決方法について解説してきました。売れない不動産には、販売価格の設定やマイナスポイントがあるなど、様々な理由があります。

しかし、その理由のほとんどは少し方法を変えていく事で、解決できるものばかりです。なかなか不動産が売れないと悩んでいる人は、今回ご紹介した解決方法をぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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