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老朽化した家は解体するべき?売却やリフォームも検討してみよう!

売買売却リフォーム

2024.01.25 / 最終更新日:2024.01.25

老朽化した家を所有していて、将来的にそこに誰も住む予定がないとなると、維持費もかかるし解体した方が良いのか悩む人も多いと思います。

しかし、解体して更地にした方がさっぱりするイメージがありますが、解体するとなるとそれはそれで新たな問題が発生するケースもあります。そこで今回は、老朽化した家は解体するべきか悩んでいる人に向けて、詳しく解説していきたいと思います。

 

老朽化した家は解体するべき?

 

それでは早速、今回のテーマである老朽化した家は解体するべきか?という事についてですが、結論から言うと必ずしも解体するべきとは言えないです。確かに老朽化した家は、そのまま放置しておくと様々な問題が出てくる可能性はあります。

そのため、将来的な使い道がない場合は、すぐにでも解体した方が良いと感じるかもしれませんが、老朽化した家の取り扱いには解体だけでなく状況や建物の状態によっていくつか方法があるのです。

 

老朽化した家の対処方法

 

では実際に、老朽化した家の対処法にはどのようなものがあるのかを、解体も含めてご紹介していきましょう。

 

リフォームする

まず1つ目は、リフォームするという方法です。老朽化した家の多くは、旧建築基準に沿って作られているケースが多いため、その家を再活用するには現行の耐震基準に合った状態にする必要があります。

そのため、基準に見合った強度の耐震性をもたせてリフォームする事で、住まないとしても賃貸として活用する事が出来るのです。

 

家付きの土地として売却する

2つ目は、家付きの土地として売却するという方法です。老朽化した家を解体しなくても、家付きの土地として売却する事ができ、特に新築ではなく価格を抑えて自分好みの家をリフォームしながらつくり上げたいと思っている人からは、家付きの土地が意外と需要があるのです。

売主としても、解体費用をかけずに売却できて、固定資産税の負担もなくなるのでメリットが大きい方法と言えるでしょう。

 

解体して土地を売却する

3つ目は、解体して土地を売却するという方法です。解体費用はかかりますが、売り出した時に買い手がすぐに見つかりやすいというメリットがあります。

 

更地にする

そして4つ目は、更地にするという方法です。老朽化した家自体は、将来的に活用する予定がなくても、更地にしてその土地を駐車場などに再活用するという方法もあります。

建物がないので、管理維持費はほとんどかからず、立地条件が良ければすぐに利用者が集まるので収益を上げる事も可能です。

 

老朽化した家を解体するメリット・デメリット

 

では次に、老朽化した家を解体するメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。老朽化した家を解体するかどうか迷った時は、メリット・デメリットをそれぞれ把握した上で検討してみると良いでしょう。

 

メリット

老朽化した家を解体するメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。

・維持管理費用の節約
・売却の際に買い手がつきやすくなる
・老朽化によるトラブルを避ける事が出来る

老朽化した家を解体する最大のメリットとしては、やはり維持管理費用を節約できるという事でしょう。老朽化していると、修理が必要な場所が至る所に発生するので、維持するだけでもある程度の費用が必要になるからです。

また、家付きの土地よりも、更地になっている土地の方が購入後の活用方法の選択肢が広がるため買い手がつきやすいという事や、老朽化によって起こり得るトラブルを回避できるというメリットもあります。

 

デメリット

一方、老朽化した家を解体するデメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。

・固定資産税の特例が適用されなくなる
・解体費用がかかる
・新たに建物を建てられなくなるケースがある

老朽化した家を解体する最大のデメリットとしては、解体費用がかかるという事が挙げられます。家の解体には、それなりの時間・手間・お金が必要になるため、デメリットと感じる人が多いでしょう。

また、家がなくなると固定資産税の特例が適用されなくなりますし、その土地の条件によっては新たに建物を建てる事が出来ないケースもあります。

 

安易に解体せず売却やリフォームも検討してみるべき

 

さてここまでで、老朽化した家を解体するメリット・デメリットなどをご紹介してきましたが、老朽化した家に将来的に住む予定がなくてもすぐに解体するのはおすすめ出来ません。

最初にご紹介したように、老朽化した家の対処法にはいくつか方法があり、家を解体せずに売却やリフォームを検討する事で新たに活用する事も出来るのです。そのため、家が老朽化していても、安易に解体せずに売却やリフォームも検討してみるべきと言えるでしょう。

 

まとめ

 

さて今回は、老朽化した家は解体するべき?というテーマで、詳しく解説してみました。老朽化した家は、そのまま放置しておくと様々なトラブルの元になるため、解体しようか悩むケースが多いと思います。

しかし、家を解体するためには費用をはじめ、手間や時間もかかるため場合によっては解体以外の方法を検討した方が良いケースもあるのです。今回は、老朽化した家の対処法もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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