板野郡板野町ってどんな街？魅力や住みやすさについて説明します。

徳島県の農業の中核的な位置を占めている板野郡板野町。中でも、レンコンの安定的な供給基地となっており、近年では企業や事業によって人や情報が交流する地域として成長しつつあり、今後の発展が非常に注目されている地域でもあります。

今回は、そんな板野郡板野町について魅力や住みやすさも併せながら詳しくご紹介していきたいと思います。

 

板野郡板野町の基本情報

 

それではまず、板野郡板野町の基本情報から見ていきましょう。板野郡板野町は、昭和30年(1955年)に「板西町」「松坂村」「栄村」が合併し板野町となりました。米や果樹などの農業生産を基盤としており、県北東部の文化教育の拠点としての役割も果たしています。

また、町内には四国八十八か所霊場のうち3つの札所があり、年間を通して巡礼者が訪れています。人口は、令和5年1月1日時点で13,039人、面積は36.18㎢です。

 

板野郡板野町の魅力や住みやすさ

 

では次に、板野郡板野町の魅力・住みやすさについて解説していきたいと思います。

 

街の幸福度2年連続1位

まず1つ目は、街の幸福度2年連続1位であるという事が挙げられます。これは、四国居住の20歳以上の男女21,047名を対象にアンケートを行った結果で、2019年～2023年の回答を累積して集計をしたものになっています。

板野郡板野町は、他の地域と比べて偏差値80台という高い評価を得ており、「街に愛着がある：1位」「住み続けたい街：4位」など住みやすい街としても評価されています。

 

医療や子育て支援の充実

2つ目は、医療や子育て支援の充実が挙げられます。板野郡板野町では、保育園無料・幼稚園授業料無料・中学校修了までの医療費無料(高校生は1医療機関1ヵ月あたり600円の自己負担)などの子育て支援や医療費の支援が整っており、子育て世帯にとって非常に住みやすい街になっています。

医療機関は、東徳島医療センターの他にも、内科や外科・歯科等も揃っており、出産祝金が10万円支給される制度もあります。

 

商業施設やアクセスの良さ

そして3つ目は、商業施設やアクセスの良さが挙げられます。2021年4月1日には、「道の駅いたの」がオープンし県内外から多くの人が訪れるスポットとなっています。

また、町内には大型食料品スーパーをはじめ、衣料品チェーン店・ドラッグストア・ホームセンター・コンビニ・自動車ディーラーなど生活に必要な商業施設が揃っています。アクセス面としては、JR板野駅や高松道板野ICがあり、徳島空港までは車で約30分、高松空港までは約1時間となっています。

 

板野郡板野町のおすすめ観光名所

 

それでは最後に、板野郡板野町のおすすめ観光名所をご紹介していきたいと思います。

 

あすたむらんど徳島

「あすたむらんど徳島」は、親子連れに人気の高い観光スポットです。中核施設として、遊びや体験を通して科学する心を育てる「子ども科学館」や2021年10月にあすたむらんど徳島内にオープンした全国で初となる「県立おもちゃ美術館」があり、県産材を使用したおもちゃや遊具が展示されていたり子どもが遊びを通して、様々な発見をしながら科学を楽しめるようになっています。

・住所：徳島県板野郡板野町那東字キビガ谷45-22
・電話番号：088-672-7111
・営業時間：9:30～17:00(7月、8月は9:30～18:00)
・定休日：水曜(祝日の場合は翌日、8月は無休)
・料金：入園料は無料、子ども科学館プラネタリウム大人510円/小中学生200円/幼児無料、吉野川めぐり大人310円/小中学生100円/幼児無料)

 

あせび温泉「やすらぎの郷」

あせび温泉「やすらぎの郷」は、アルカリ性イオウ鉱泉質の天然温泉で有名です。8種類のお風呂があり、バスタオルなどの貸し出しもあるので気軽に立ち寄れます。

・住所：徳島県板野郡板野町大坂字椋木原30-1
・電話番号：088-672-1126
・営業時間：10:00～21:30(入浴受付21:00まで)
・定休日：水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29～1/3)
・料金：大人500円/3歳～小学生300円/70歳以上(板野町在住)300円

 

大塚製薬 徳島板野工場

「大塚製薬　徳島板野工場」では、医薬品をはじめソイカラ・SOYJOYなどを製造しており、製造の過程や製造ラインを見学する事が出来ます。1時間～1時間半程度の見学コースで、見学希望日の1ヵ月前から予約をする事が出来ます。(2024年5月現在、工場見学は休止しています)

・住所：徳島県板野郡板野町松谷
・電話番号：088-665-2126
・見学時間(月～金)：9:30～12:00/13:00～16:00

 

四国霊場第三番札所「金泉寺」

四国霊場の第三札所である「金泉寺」には、空海が日照りによって水不足に苦しんでいた人々のために掘ったとされる「黄金の井戸」があり、源義経主従の伝説や長慶天皇の御陵石など、訪れたら一度は見ておきたい見どころが多い寺院です。

・住所：徳島県板野郡板野町大寺字亀山下66
・電話番号：088-672-1087

 

四国霊場第四番札所「大日寺」

四国霊場の第四札所である「大日寺」は、弘法大師様が自ら大日如来を彫像し本尊として寺院を建設した事が始まりとされるお寺で、山門に施された珍しいデザインが有名です。本堂と大師堂を結ぶ回廊には、木製の観音像が並んでおり、両国三十三観音霊場にちなんでいると言われています。

・住所：徳島県板野郡板野町黒谷字居内28
・電話番号：088-672-1225

 

四国霊場第五番札所「地蔵寺」

四国霊場の第五札所である「地蔵寺」は、地元の人々から「羅漢さん」と呼ばれて親しまれています。四国八十八か所霊場では唯一、勝軍地蔵菩薩像を本尊としており、奥の院では等身大の五百羅漢彩色木像を拝む事が出来ます。

・住所：徳島県板野郡板野町羅漢林東5
・電話番号：088-672-4111

 

まとめ

 

さて今回は、徳島県の板野郡板野町について詳しく解説してみました。板野郡板野町は、「活き活きと魅力に満ちた田園都市」という理念を掲げ、長期的な街づくりの実現に向けて基盤整備の拡充を図っています。

町民が一体となって、農業を基幹産業とした発展が今後も見込める板野町。子育て世代にも住みやすい街となっているので、移住などを検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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