徳島県へ移住したい方へおすすめの地域を紹介します。

徳島県情報

2023.07.06 / 最終更新日：2023.07.18

山と海に囲まれた徳島県は、移住先としても非常に人気のある県です。そこで今回は、徳島県へ移住したい方へおすすめの地域を詳しくご紹介していきたいと思います。移住を検討する際に気をつけるべきポイントも併せて解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

徳島県へ移住したい方へおすすめの地域

それでは早速、徳島県へ移住したい方へおすすめの地域を詳しくご紹介していきましょう。

名西郡

名西郡は、徳島県で住みやすい街として2年連続で1位を獲得しているほど、人気の高い地域です。特に、「行政サービス」や「親しみやすさ」では、四国全体の順位でも1位に輝いており、移住先として非常におすすめの地域となっています。

名西郡の石井町では、子育て支援も積極的に行われており、0歳～18歳まで適用される助成事業も設けられています。また、季節に合わせて楽しめる観光スポットも集中しており、阿波食ミュージアムや国指定重要文化財である田中家住宅などは特に有名です。

吉野川市

吉野川市は、徳島県のほぼ中央に位置している街で、約4万人が暮らしています。日常生活には欠かせないスーパーや薬局、ホームセンターなどが市内を東西に結ぶ国道192号沿いに揃っており、総合病院や診療所など医療施設も充実しています。

中学校卒業までが対象の医療費助成や、育児用品購入費の助成など子育て支援にも力を入れています。また、移住支援金の対象になっていて、条件を満たす方には最大100万円の支援を行っています。

阿波市

阿波市は、徳島県の中央部にあり南には吉野川が望める水と緑に囲まれた自然豊かな地域です。徳島県内でも有数の農業地帯と言われ、「乳用牛・肉用牛・豚の飼養頭数県内第1位」となっています。

保育料が安価な事や、乳幼児の医療費助成など子育て支援にも力を入れており、阿波市移住交流支援センターでは、県外からの移住経験者がその経験を活かして移住希望者の相談にのったり、「移住おためし物件」も用意しており積極的に阿波市での暮らしを体験できる環境を整えています。

美馬市

美馬市は、日本百名山の1つに数えられている「剣山」や、剣山を源流とする一級河川の穴吹川など自然が豊かな地域です。自然豊かな場所でありながら、一般診療所が44か所あるなど医療面が充実しており、保育所や幼稚園も一定数あるので待機児童ゼロという魅力もあります。

18歳までのお子様の医療費助成や、多子世帯の保育料無料化、育児用品購入費の最大2万円助成など、子育て支援も充実しています。移住者に対しても、東京圏から移住し就業した方など条件に合う場合に最大100万円の支援を行っています。

東みよし町

東みよし町は、約1.4万人が暮らしている街で、四国山地や阿讃山脈に囲まれた地域です。町内には、国の天然記念物に指定されている樹齢約1000年の「加茂の大クス」があり、町のシンボルとなっています。

幹線道路沿いに商業施設が集中していて、直売所なども多いので、新鮮な農産物を手軽に手に入れる事が出来ます。広域連携による救急医療体制が整っており、医療面も安心です。教育面では、フューチャースクール(ICTを利用した協働教育)やコミュニティスクール(地域とともにある学校)づくりを推進しており、先進的な教育を進めています。

また、町内全ての小学校に児童クラブが設置されていたり、中学校卒業までのお子様を対象に医療費助成なども充実しており、子育て世代にも安心して暮らしていける体制づくりがなされています。移住支援金の対象となっており、条件に合う方には最大100万円の支援を行っています。

三好市

三好市は、約2.5万人が暮らしており、日本三大秘境の「大歩危・祖谷」があります。昔から人の往来が盛んな地域なので、県外からの移住者を受け入れやすい風土が根付いているという特徴があり、観光客や移住者が多い印象もあります。

観光地へのアクセスや、生活に必要な商業施設へのアクセスどちらも良好で、高校卒業までのお子様に対する医療費助成や、幼・小・中学生の給食費無償化、奨学金の無利息貸与など、子育てに関する経済的な支援も充実しています。

お試し移住に関して、月額2.4万円～体験できる施設も整っており、空家を取得して移住した方へは最大30万円の補助金を支給しています。さらに、移住支援金の対象になっているので、条件に合う方には最大100万円の支援を行っています。

移住を検討する際に気をつけるべきポイント

では次に、移住を検討する際に気をつけるべきポイントについて解説していきたいと思います。

転職先を確保する

まず1つ目は、転職先を確保するという事です。移住するためには、支援制度を利用するにしてもある程度の費用が必要になりますよね。移住先での収入源を確保しないまま行動してしまうと、経済的に困窮してしまう危険性があり、東京圏に比べると求人数自体も少ない傾向があるので、移住を検討する際は必ず転職先を確保するようにしましょう。

光熱費や支援体制を確認する

2つ目は、光熱費や支援体制を確認するという事です。ガスなどは、地方によって料金が大きく異なり、都市ガスが普及していない地域などはガス代が倍以上になる事もあります。また、地域によって移住者に対しての支援体制が異なるので、ライフスタイルに合った支援制度を導入している地域を選ぶ事が大切です。

地域の人と触れ合う機会を作る

そして3つ目は、地域の人と触れ合う機会を作るという事です。多くの地域では、「お試し暮らし体験」などのシステムを導入しているので、実際に一定期間その地域で暮らしてみて、地域の人達と密接に関わる事でその地域の特色や雰囲気を把握する事が出来ます。移住後の暮らしも想像しやすくなるので、おすすめです。

理想のライフスタイルを明確にして移住先を選ぶ事が重要

ここまでで、徳島県へ移住したい方へおすすめの地域や気をつけるべきポイントなどをご紹介してきましたが、実際に移住先を選ぶ時にはどのような暮らし方を望んでいるのか、理想のライフスタイルを明確にして選ぶ事が重要です。地域によって、特色や雰囲気・支援体制など様々なので、移住後の生活を実際に想像しながら検討するようにすると失敗が少ないでしょう。