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外壁塗装の塗り替え時期と劣化を見分けるポイントとは?
2022.06.17 / 最終更新日:2022.06.17
建物を良い状態で維持するために必要な外壁塗装。しかし、外壁塗装は一度行えば永遠に効果が継続されるわけではありません。ある程度の年月が経てば、塗り替えをする時期がやってきます。
そこで今回は、外壁塗装の塗り替え時期や劣化を見分けるポイントというテーマで、詳しく解説していきたいと思います。外壁塗装の塗り替え時期が近いと感じている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁塗装の塗り替え時期は塗料の種類で決まる?
ではまず、外壁塗装の塗り替え時期は塗料の種類で決まるのか?という点から解説していきましょう。結論から言うと、外壁塗装の塗り替え時期は塗料の種類で異なります。だいたいの時期は、下記を参考にしてみてください。
・アクリル:3~7年
・ウレタン:5~10年
・シリコン:10~15年
・ラジカル制御:12~15年
・フッ素:15~20年
・光触媒:15~20年
・無機:20~25年
外壁塗装の塗り替えのタイミングは?
では次に、外壁塗装の塗り替えのタイミングについて解説していきたいと思います。外壁塗装の塗り替えのタイミングは、使用している塗料の耐用年数によっても多少前後しますが、多くのハウスメーカーは10年に1度くらいのスパンで、塗り替えの案内をしています。
特に大きな劣化が見られない場合でも、10年に1度外壁塗装の塗り替えを行っておけば、予防的な観点からもちょうど良いタイミングと言えます。その次に多いのが、20年スパンのタイミングです。
劣化を見分けるポイント
では次に、外壁の劣化を見分けるポイントをご紹介しましょう。外壁塗装の塗り替えを検討するのに、参考になる劣化のポイントを知っておくと便利です。
チョーキング
まず1つ目は、チョーキングです。チョーキングとは、外壁を触った時に壁の色と同じ粉が、手につく現象の事を指します。雨水や風などの自然現象の影響によって、塗装が劣化してくるとこのように、成分の顔料がチョークの粉のように表面に付着するようになるのです。このような現象が見られるようになったら、塗装が劣化していると思って良いでしょう。
ひび割れ
2つ目は、ひび割れです。ひび割れは、クラックとも呼ばれ建物の腐食の原因になりますし、建物自体の強度低下を招きます。特に、モルタル壁やコンクリート壁のひび割れは、放置しておくと深刻な状態を招く危険性があるので注意が必要です。
塗膜の剥がれなど
3つ目は、塗膜の剥がれなどです。塗膜が剥がれて盛り上がっている場合は、劣化が進んでいるサインなので点検するようにしましょう。
雨漏り
そして4つ目は、雨漏りです。室内の雨漏りは、外壁や屋根に何らかの異常があって起こる現象です。そのため、雨漏りがするようになったら、外壁や屋根の点検をするようにしましょう。
外壁塗装の必要性
それでは最後に、外壁塗装の必要性について解説していきたいと思います。
雨漏り防止
まず1つ目は、雨漏り防止です。雨漏りは、屋根から起こるとイメージする人が多いかもしれませんが、実は外壁の劣化でも発生します。外壁塗装を怠ると、防水機能が低下したり、ひび割れを招く原因になり、雨漏りの発生に繋がります。
シロアリなどの害虫の侵入防止
2つ目は、シロアリなどの害虫の侵入防止です。外壁塗装をしていないと、ひび割れた場所からシロアリなどの害虫が侵入しやすくなります。害虫が侵入すると、建物の柱や木材を食べてしまい、建物の耐震性に影響が出てしまう可能性があるので注意が必要なのです。
室内温度の維持
3つ目は、室内温度の維持です。外壁塗装は、建物の見た目を良くする目的もありますが、室内の温度を一定に保つ役割もあります。外壁が劣化すると、すき間風が入りやすくなり、室内の温度が低下する原因に繋がります。
建物寿命を長くする為
そして4つ目は、建物寿命を長くする為です。建物は、常に雨や風にさらされている状態ですので、外壁塗装がしっかりしていないと建物自体がすぐに劣化してしまいます。そのため、建物の寿命を長くするためにも、外壁塗装は非常に大切なものなのです。
まとめ
さて今回は、外壁塗装の塗り替え時期と劣化を見分けるポイントというテーマで、詳しく解説してみました。外壁塗装は、劣化を放置しておくと、建物の見た目だけでなく機能的にも支障が出てきます。今回ご紹介したタイミングを参考に、適切な時期に外壁塗装の塗り替えを検討してみてくださいね。
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