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不動産店が一番嫌がることは?敬遠される人の特徴を説明します。

不動産業界

2023.10.19 / 最終更新日:2023.10.19

不動産を売却したり、賃貸を探している時には、不動産店に物件の情報や不動産売買に関する情報を探しに行く人が多いと思います。多くの場合は、親身になって相談に乗ってもらえますが、不動産店の担当者も人間ですので、お客さんの中には苦手だなと感じる人もいるようです。

不動産店から敬遠されるお客さんになると、条件の良い物件を紹介してもらえなくなったりして、何かと不利になる事も多いので注意が必要です。そこで今回は、不動産店が一番嫌がることとは?というテーマで、敬遠される人の特徴なども詳しく解説していきたいと思います。

 

不動産店が嫌がることとは?

 

それでは早速、不動産店が嫌がることから見ていきましょう。

 

【売買】売主の情報を聞く

まず1つ目は、不動産売買の場合で、売主の情報を聞くという行為です。不動産売買では、売主と直接契約をして仲介手数料がかからないようにしようとする人がいますが、このような行為は不動産店から非常に嫌がられるものです。

基本的に、売主に関する情報は取引を行う上で機密情報の一部として扱われており、それを漏らす事は取引の公平性や売主と不動産店との信頼関係を損なう可能性があるため、不動産店のタブー行為とされています。そのため、必要以上に売主の情報を聞き出そうとする行為は、不動産店から嫌がられるので注意しましょう。

 

【売買】仲介手数料の値切り

2つ目も不動産売買の場合で、仲介手数料の値切り行為です。仲介手数料は、不動産店にとって利益に繋がるものです。そのため、仲介手数料を下げる事自体避けたいと考える不動産店も多いのです。

仲介手数料の交渉は、法律上違法ではありませんが、不動産店側としては利益が少なくなってしまうので交渉を受けるのを嫌うケースが多いでしょう。

 

【賃貸】不動産関係者だと言う

3つ目は賃貸の場合で、不動産関係者だと言う行為です。基本的に、お客さんと不動産店との信頼関係が成り立っている上で、良い物件を探せるという事が成り立ちます。

そのため、不動産関係者だと伝え、立場が上であるという意味合いの行為を行うと、不動産店側としてはお客さんとの信頼関係が崩れたと判断し、良い物件を紹介したいと思えなくなる可能性があります。

 

【賃貸】約束の期日に遅れる

4つ目も賃貸の場合で、約束の期日に遅れるという行為です。不動産店の営業マンは、多くのお客さんと内見や契約の約束をしており、細かいスケジュールを組んで動いています。

時間厳守で現場に到着していますし、予定時間に間に合うように常に時間を気にして動いています。そのため、約束の時間に遅れたり、連絡もなく書類提出の期日に遅れるという行為は、不動産店からは非常に嫌われる行為になります。

 

返信が遅い・希望が明確でない

そして5つ目は、返信が遅い・希望が明確でないという行為です。不動産店は、お客さんに出来るだけ希望に合った物件を紹介しようとしており、そのためにはお客さんの希望する条件を細かく把握しておく必要があります。

そのため、希望条件が曖昧でどのような物件を望んでいるかが分からないと、そもそも本当に契約しようと思っているのか分からないため非常に嫌がられます。また、良さそうな物件があって不動産店が連絡をした場合、それに対する返信が遅いというのも嫌がられます。

 

不動産店に敬遠される人の特徴

 

では次に、不動産店に敬遠される人の特徴を見ていきたいと思います。ここで挙げる特徴に当てはまる人は、不動産店から敬遠される可能性が非常に高いので注意が必要です。

 

横柄な態度の人

まず1つ目は、横柄な態度の人です。不動産店の営業マンとは、やはり人と人との関係性になるため、あまりにも横柄な態度の人はマイナスな印象を持たれる要因になります。不動産店を便利屋のように扱ったり、感謝の気持ちが全く感じられないような人は、不動産店から敬遠されるケースが多いでしょう。

 

契約直前でキャンセルする人

2つ目は、契約直前でキャンセルする人です。お客さんからすると、ただ契約予定だったものをキャンセルするだけ、と思うかもしれませんが、不動産の契約には多くの工程が必要になり書類や審査の手続きなど、不動産店が行う業務は多岐に渡ります。

時間や労力をかけて、お客さんに納得してもらえる契約が出来るように頑張っているところに、直前でキャンセルをするような人は不動産店から敬遠される人の代表例とも言えるので注意しましょう。

 

検討期間が長い人

3つ目は、検討期間が長い人です。特に、不動産売買などは取引する金額も大きくなるので、ある程度の検討期間が必要ですよね。それは、不動産店側も承知していますが、あまりにも検討期間が長い人はその後の手続きでもスムーズに進まない可能性が高いと判断され、敬遠されるケースが多いのです。

決断を先延ばしにして、期待させておいて最終的には契約しなかった場合、営業マンとしてはノルマの達成にも響くためそのような人は最初から敬遠されるようになるでしょう。

 

希望条件が難しい人

そして4つ目は、希望条件が難しい人です。不動産店は、出来るだけお客さんの希望に沿う物件を探そうと頑張ってくれます。しかし、あまりにも常識を超えたような希望条件や、明らかに難しいと感じる希望条件を提示するような人は、不動産店から敬遠される可能性が高いと言えます。

 

不動産店とは仲良くした方が有利

 

不動産という大きな買い物や契約をする場合、出来るだけ損をしないようにしたいですよね。そのためには、不動産店と仲良くして良いお客さんだと思ってもらえた方が、何かと有利になります。

不動産店から良いお客さんだと感じられれば、お得な物件を紹介してもらえる可能性が高まりますし、価格交渉なども応じてもらえるケースもあります。個人での取引が難しい不動産に関しては、不動産店と仲良くした方が結果的に希望に近い取引が出来るので有利と言えるのです。

 

まとめ

 

さて今回は、不動産店が一番嫌がることとは?というテーマで、敬遠される人の特徴も併せて詳しく解説してみました。

不動産売買や賃貸を探す時に利用する不動産店ですが、やはり人と人とのコミュニケーションによって信頼関係を築き関係性を作っていくものでもあるため、あまりにも不動産店が嫌がる行為を繰り返す人は、良い対応をしてもらえません。

どのような場合でも、感謝の気持ちやお願いするという気持ちを忘れない行動が、希望に合った不動産取引を叶える一番の近道と言えるでしょう。

 

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