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同じ物件が違う不動産会社でも見つかる理由とは?

お部屋探し賃貸

2024.09.08 / 最終更新日:2024.09.08

物件を探していると、違う不動産会社なのに同じ物件が出てくる事がありますよね。いくつもの不動産会社が、同じ物件を紹介していると、どこの不動産会社を選んだら良いのか分からなくなってしまうという人もいるでしょう。そこで今回は、同じ物件が違う不動産会社でも見つかる理由というテーマで、詳しく解説していきたいと思います。

 

同じ物件が違う不動産会社でも見つかる理由

 

それでは早速、同じ物件が違う不動産会社でも見つかる理由から解説していきましょう。実は、多くの不動産会社は「レインズ」と呼ばれる物件情報の共有システムを利用しています。そうすると、各地域の様々な不動産情報が一括管理されている関係で、同じ物件が違う不動産会社でも見つかるという事が起こるのです。

レインズは、東日本・中部圏・近畿圏・西日本に分かれており、国土交通大臣から指定を受けた「不動産流通機構」が運営しているので、不動産が適正な価格で取引されるようサポートする役割を担っています。

物件の情報は、物件を売却したいオーナーや賃貸に出したいオーナーが不動産会社に依頼し、その不動産会社がレインズに物件情報を登録する事で情報が共有されるので、入会している不動産会社ならばいつでも閲覧する事が出来るようになるのです。

 

契約する不動産会社を見極めるポイント

 

では次に、契約する不動産会社を見極めるポイントをご紹介していきたいと思います。同じ物件を様々な不動産会社が取り扱っているとなると、どこの不動産会社に依頼するべきか悩みますよね。ここでは、主に3つのポイントをご紹介するので、不動産会社を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

最新の情報を掲載しているかを見る

まず1つ目は、最新の情報を掲載しているかを見るという事です。対象物件が掲載されているホームページの状態を見れば、その不動産会社が安心して依頼できる会社かどうかある程度判断する事が出来ます。

他の不動産会社のホームページでは、既に契約済みで物件情報が取り下げられているのに、いつまでも古い情報のまま掲載し続けているような不動産会社は避けた方が良いでしょう。

 

初期費用の差を見る

2つ目は、初期費用の差を見るという事です。違う不動産会社で掲載されていても、対象となる物件は同じなので基本的には設備などに差はありません。しかし、依頼する不動産会社によって、初期費用は若干差があるので注意が必要です。一般的に、差が出る初期費用としては仲介手数料が挙げられます。

仲介手数料は、宅建業法で「家賃1ヵ月分+消費税」までという上限の決まりはありますが、下限の規定はないため上限以下であれば各不動産会社が自由に設定する事が出来るようになっています。そのため、同じ物件に入居する場合でも、不動産会社によっては仲介手数料が異なるケースがあるので、出来るだけコストを抑えられる不動産会社を選ぶと良いでしょう。

 

不動産会社ごとの担当者の対応を見る

そして3つ目は、不動産会社ごとの担当者の対応を見るという事です。不動産会社の質は、直接お客様と接する機会の多い担当者の対応によって決まると言っても過言ではありません。どんな小さな事でも、相談した時に丁寧に対応してもらえる不動産会社は、何かと安心感があるのでおすすめです。

 

複数の不動産会社が掲載している物件に関する注意点

 

では最後に、複数の不動産会社が掲載している物件に関する注意点を解説していきたいと思います。

 

見積もり依頼は申し込み前にする

まず1つ目は、見積もり依頼は申し込み前にするという事です。不動産会社に、入居の申し込みをしてしまうと、入居に際に必要な審査などの手続きが進んでしまうため、申し込みをした後は他の不動産会社へ見積もり依頼する事が出来なくなります。そのため、見積もり依頼をする時は、必ず申し込み前に行いましょう。

 

設備等の表示方法は不動産会社によって異なる

2つ目は、設備等の表示方法は不動産会社によって異なるという事です。同じ物件の同じ設備の説明をしていても、不動産会社によって表示する・しないなどは異なるため、いくつかの不動産会社の情報を比較しながら検討すると良いでしょう。

 

同じ物件を希望するライバルが多くなる

そして3つ目は、同じ物件を希望するライバルが多くなるという事です。いくつもの不動産会社が、同じ物件情報を掲載しているという事は、それだけ多くの人の目に触れる機会があるという事を意味しています。

そのため、最新情報を掲載している不動産会社には、対象物件に対する問い合わせが集中する可能性が高く、人気がある物件はすぐに入居者が決まってしまう事があるので注意しましょう。

 

まとめ

 

さて今回は、同じ物件が違う不動産会社でも見つかる理由というテーマで、詳しく解説してみました。多くの不動産会社は、レインズという物件情報共有システムを利用して物件情報を掲載しています。

そのため、同じ物件が複数の不動産会社のホームページに掲載される事があるのです。同じ物件でも、取り扱っている不動産会社によって、初期費用や表示方法などが異なるため、入居を決める前には必ず複数の不動産会社に見積もり依頼をして比較しながら検討しましょう。

 

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