不動産用語集:さ行

サービス付き高齢者向け住宅

規模や設備面で高齢者が生活しやすいバリアフリーな住宅(ハード)に、介護・医療などのサービス(ソフト)が付いた住まいをいう。

サービスルーム

採光が不足して居室として認められない部屋をいう。建築基準法では、住宅の居室の場合、窓の大きさは床面積の7分の1以上なければならないとされているが、その基準を満たさない部屋を「サービスルーム」と呼ぶ。

災害危険区域

津波、高潮、出水等による危険の著しい区域として指定された区域。地方公共団体が条例によって指定し、その区域内では、災害を防止・軽減するため、条例の定めるところにより建物の用途、地盤高・床高、構造等が規制される。

再建築不可

建替えや増改築ができない状態であることをいう。例えば、既存不適格建築物、接道義務を満たしていない敷地はいずれも再建築不可である。

先物(先物取引)

将来の一定時期に現実の受渡しをする条件のもとで売買し、受渡しまでの間に反対売買(転売または買い戻し)をしたときには差金の授受で決済することができる取引が「先物取引」であり、そのような取引の対象となる商品等を「先物」という。

差押

競売(または公売)の前提として、あらかじめ債務者の財産の売却等を禁止するような裁判所の命令のこと。

指値

売買の注文を委託する場合に指定する取引希望価格、または価格の範囲をいう。

サブリース

住宅の管理を手がける事業者が賃貸住宅の所有者から住宅を一括して賃借し、それを入居者にさらに賃貸するという賃貸住宅経営の方法をいうことが多い。

更地

建物等が存在しない土地のこと。

35条書面

宅地建物取引業務における重要事項説明に当たって、取引の相手となる当事者に対して交付して説明しなけばならない書面をいう。

37条書面

宅地建物取引業者が不動産取引に関与して契約が成立した場合に、当該業者が取引当事者に交付しなければならない書面。この書面の交付は、宅地建物取引業法第37条の規定に基づく義務である。

サンルーム

日光を室内に多量に取り込めるよう工夫した部屋をいう。屋根や壁をガラス張りにしたり、大きな窓を設けることが多い。

シーリングライト

天井に直接取り付けて広く照らす照明器具。部屋全体を照らすことができ、一般的に主照明として用いられる場合が多い。

シェアハウス

複数の居住者・家族が一定の生活空間を共用する住宅をいう。一般的に、台所、浴室、居間などを共用する。

市街化区域

都市計画によって定められた、すでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域をいう。

市街化調整区域

都市計画によって定められた、市街化を抑制すべき区域をいう。

市街化調整区域

都市計画によって定められた、市街化を抑制すべき区域をいう。市街化調整区域内で土地の区画形質の変更をする場合には、原則として許可を要する。

敷金

建物の賃貸借契約を新規に締結する際に、借主から貸主に対して、賃料の不払い・未払いに対する担保や契約により借主が負担すべき修繕費用や原状回復費用の前払いのために預けられる金銭。

敷金返還請求権

借主が貸主に対して敷金の返還を請求できる権利。賃貸借契約が終了して貸主が建物の返還を受けたときや、賃借権を譲渡したときに請求できる。

敷地面積

敷地の水平投影面積のこと。傾斜地・崖地等では敷地面積はあくまで水平面に投影して測定した面積である。

敷引

借主から貸主に対して交付された敷金のうち、契約時点で一定の部分を借主に返還しないことを特約する慣行がある場合、この返還しない部分をいう。

借地借家法

借地権および建物の賃貸借契約などに関して特別の定めをする法律で、民法の特別法である。1991年公布、92年8月1日から施行されている。

斜線制限

建築物の各部分の高さに関する制限をいう。通風、採光等を確保し、良好な環境を保つことを目的とした制限で、建築物を横から見たとき、空間を斜線で切り取ったように制限されることから斜線制限と呼ばれる。

シャンプードレッサー

洗髪や化粧にも使える洗面台をいう。洗髪洗面化粧台とも呼ばれる。

シューズインクローゼット

歩ける広さがある収納空間。靴類が収納されるほか、物置やコート類の収納スペースとして利用されることもある。

収益物件

賃料収入を得る目的で所有される不動産。不動産投資の収益源である。

住居表示

日本の住居表示に関する法律に基づく住所の表し方である。市町村が定めるものであり、登記所(法務局)が定める地番とは異なる。

修繕義務

建物賃貸借契約においては、貸し主は建物の汚損・破損(借り主の故意や過失によって発生した汚損・破損を除く)について、必要な修繕を行なう義務を負うものとされている。これが修繕義務である。

修繕積立金

管理組合が長期修繕計画に従って修繕を実施するために、区分所有者から毎月徴収した金銭を積み立てたものである。

住宅ローン

個人に対する住宅資金の融資をいう。住宅ローンの負担軽減のための税制上の優遇措置(住宅ローン減税)がある。

重要事項説明

宅地建物の取引において、宅地建物取引業者が取引当事者に対して契約上重要な事項を説明することをいう。また、その際に、説明の内容を記載して当事者に交付する書面を重要事項説明書という。

重量鉄骨

「重量鉄骨」とは、厚さが6mmを超える鋼材のことである。重量鉄骨構造の建物において、重量鉄骨は柱・梁として使用される。

重量鉄骨構造

重量鉄骨構造とは、次のような特徴を持つ鉄骨構造である。1.重量鉄骨(H形鋼など)を柱・梁として使用する。2.柱・梁の接合部をボルトにより「剛接合」する。(「剛接合」とは外力を受けても接合部が回転・変形しないという意味である)3.木質系パネル・軽量気泡コンクリートパネル・窯業系パネルなどで壁・床を構成する。

守秘義務

知り得た秘密を守る義務。法律によって、一定の職務・業務について課せられている。

浄化槽(し尿浄化槽)

便所からのし尿と、台所等からの雑排水を一緒に浄化する水槽のこと。沈殿、バッキ、消毒の処理を行なう機能を持っている。

浄水器

給水された水道水をさらに処理し、溶存物質などを減少させるための器具。

所有権

法令の制限内で自由にその所有物の使用、収益および処分をする権利をいう。

新築

建物を新たに建築することをいう。賃貸では、未入居の1年以内の物件が「新築」と言われることが多い。

水道

人の飲用に適する水を供給する施設の総称で、取水施設、貯水施設、浄水施設、配水施設などから構成される。下水道に対して、上水道といわれることもある。

施工会社

建築工事を実施し完成する会社。「施工」とは工事を行なうことである。

セットバック

セットバックとは英語で「後退」を意味し、不動産業界や建築業界では敷地や建物を道路や隣地などの境界線から後退させることをいう。

善管注意義務

取引上において一般的・客観的に要求される程度の注意をしなければならないという注意義務のこと。

専属専任媒介契約

宅地または建物の売買または交換の媒介の契約(媒介契約)のうち、専任媒介契約であって、かつ依頼者は、依頼した宅地建物取引業者が探索した相手方以外の者と売買等の契約を締結することができない旨の特約が付いた契約をいう。

専任媒介契約

宅地または建物の売買または交換の媒介の契約(媒介契約)であって、媒介の依頼者が他の宅地建物取引業者に重ねて売買または交換の媒介または代理を依頼することを禁ずる媒介契約をいう。

洗濯機パン

洗濯機の下に置く防水のための受け皿。「防水パン」ともいう。

専有部分

分譲マンションなどの区分所有建物において、それぞれの区分所有者が単独で所有している建物の部分のことを「専有部分」と呼ぶ。

専有面積

区分所有者が単独で所有している専有部分の床面積のことであり、具体的には各住戸の内部空間の床面積を指している。

専用庭

敷地に設けられた庭やテラスであって、1階部分の区分所有者が排他的に使用できるもののこと。1階部分の区分所有者のために専用使用権が設定されていることが多い。

ソーラー発電システム

屋根の上になどに設置した集光板で太陽の光エネルギーを集め、電力を発生させるシステムのこと。

造作

建物の内部を構成する部材や設備をいう。部材としては建具、畳、床、鴨居など、設備としては水道設備、空調設備などがこれに当たる。

造作買取請求権

借家契約の終了の際、借家人が建物に付加した造作を家主に時価で買い取らせることのできる権利をいう。造作とは、畳、建具、電気・水道施設などをいい、その付加について家主の同意を得ていることが必要である。

造成宅地防災区域

造成された一団の宅地のうち、地震等によって地盤の滑動などの災害が発生する恐れが大きいとして指定される区域をいう。

相続

死者の有した財産上の一切の権利義務を、特定の者が包括的に承継することをいう。

贈与

当事者の一方がある財産権を相手方に無償で移転する意思を表示し、相手方がそれを受諾する意思を表示し、双方の意思が合致することによって成立する契約のこと。

損害保険

偶然の事故によって生じる損害を填補するための保険。保険法は、人の生死・傷病に関連する保険(生命保険)以外の保険をすべて損害保険としている。