最新の記事

石井町の人口推移と取り組みの方向性や施策について説明します。

徳島県情報

2023.04.18 / 最終更新日:2023.07.18

石井町ではこれまで、地方分権が進展する中で、自己決定・自己責任を基本とした住民自治体活動の促進と住民が主体となるまちづくりを進めてきました。

そして現在、日本の社会問題となっている人口の減少や超高齢化社会・高度情報化などめまぐるしく変化する社会に対応するため、持続的に発展し続ける「まち」であり続けるために総合発展計画を策定し取り組んでいます。今回は、そんな石井町の人口推移と取り組みの方向性などについて詳しく解説していきたいと思います。

 

石井町の人口推移や社会潮流・まちづくりの方向性

 

ではまず、石井町の人口推移や社会潮流・まちづくりの方向性について解説していきましょう。

 

石井町の人口推移

石井町の人口は、平成17年の26,068人をピークに減少傾向にあります。平成27年には、25,590人となり65歳以上の人口は増えているという少子高齢化が顕著となっています。石井町の高齢化率は、平成12年に21.4%と超高齢化社会に突入し、平成27年には30.2%にまで高まっています。

 

人生100年時代を見据えた社会整備

現在の日本は、健康寿命が長寿社会を迎えており、人生100年時代に対応した社会整備が重要となっています。若者から高齢者までが、活躍できる場を確保し安心して暮らしていける社会の構築が求められています。こうした中で、石井町は平成12年に超高齢化社会に突入しており、交通手段の確保や道路整備など高齢になっても生活しやすい町を目指しています。

 

共生社会の実現

少子高齢化社会が進む中で、多様性を受け入れる事が出来る社会の実現が求められています。住み慣れた街で、いつまでも安心して生活が出来るように地域包括ケアシステムの構築や医療や介護などの支援体制の構築に力を入れています。今後も、一人一人の個性に合わせた支援の充実を図り、生きがいを共に創り高め合う地域共生社会の実現を目指しています。

 

雇用状況や情報化による仕事の変化

新型コロナウイルスの影響もあり、現在の日本は経済的に大打撃を受け、新たな日常への意向と適応が求められています。こうした中で、人材不足と生産性の向上のため、誰でもネットワークに繋がる事ができ、情報を発信できる環境の整備が進んでいます。石井町では、基幹産業である農業の産業力強化に向けて、近隣市町村と連携を強化し魅力の発信に取り組んでいます。

 

安全・安心のまちづくり

未知なる感染症の流行や震災など、深刻化する自然災害などの脅威から人々を守り安心して生活していくための必要な対策を行っています。近い将来、南海トラフ巨大地震が想定されており、建物の崩壊等大規模な被害も予想されています。このような事を踏まえ、災害対応能力の向上や大地震への備えなどを課題として取り組んでいます。

 

定住したいまちづくりへの取り組み目標

 

では次に、安住したいまちづくりへの取り組み目標について見ていきましょう。

 

互いに支え合う、人と地域が輝くまちづくり

1つ目は、互いに支え合う、人と地域が輝くまちづくりです。こちらの基本目標では、下記のような分野において取り組みを目標としています。

①健康的な暮らしの促進

・保健
・医療

②高齢者・障がい者福祉の充実

・障がい者福祉
・高齢者福祉、介護

③地域の支え合いの推進

・地域福祉
・社会教育、生涯学習、生涯スポーツ
・地域文化、交流
・青少年健全育成
・人権
・社会保障

④子育て環境と教育の充実

・児童福祉
・幼稚園教育
・義務教育

 

自然と調和した安全・安心な環境都市

2つ目は、自然と調和した安全・安心な環境都市です。こちらの基本目標では、下記のような取り組みを目標としています。

①安全で快適な生活環境の確保

・土地利用
・水利用
・道路、交通体系

②安心した暮らしの実現

・住宅
・上水道
・下水道、汚水処理
・墓地、火葬場

③安全・安心のまちづくり

・防災、消防
・防犯
・交通安全

④環境に配慮したまちづくり

・環境衛生
・公園緑地

 

住民とともにつくる協働のまちづくり

そして3つ目は、住民とともにつくる協働のまちづくりです。こちらの基本目標では、下記のような取り組みを目標としています。

①地域産業の活力増進

・農業
・工業
・商業、観光

②協働のまちづくりの推進

・住民参画
・コミュニティ、ボランティア

③健全な行政運営

・行政運営
・財政運営

④広域行政の推進

・広域行政

 

施策の基本計画

 

それでは最後に、施策の基本計画について解説していきたいと思います。

 

子どもを産み育てやすい環境と移住・定住の促進

まず1つ目は、子どもを産み育てやすい環境と移住・安住の促進です。石井町の優れた子育て支援と、住環境も含めた情報発信を行うとともに、移住希望者の負担や不安を軽減できるように取り組みを展開していきます。

 

暮らしやすい生活環境の形成

2つ目は、暮らしやすい生活環境の形成です。利便性の高い道路整備を図り、石井町と近隣自治体との連携によって、地域の持続的な発展を目指した広域的な取り組みを推進していきます。

 

産業の振興と雇用の場の創出

そして3つ目は、産業の振興と雇用の場の創出です。石井町の恵まれた地域資源を活用しながら、付加価値の高い農産物・加工販売物づくりの推進をはじめ、農業就業者に手厚い支援を行い若者の育成・応援を行います。

 

まとめ

 

さて今回は、石井町の人口推移と取り組みの方向性や施策について詳しく解説してみました。石井町は、超高齢化社会を迎え地域を活性化するための取り組みの推進を目指しています。

また、移住希望者にとって魅力的なまちづくりを行う事で、地域活性化に繋げようとしています。石井町に暮らす全ての人にとって、安心・安全なまちづくりを目指しているのです。

 

徳島で不動産のご相談ならアイケア不動産まで

不動産の売買・賃貸・管理・リフォームまで、経験豊富なスタッフが丁寧に対応させて頂きます。お気軽にご相談くださいませ。 TEL:088-660-6688 / Mail:info@aicare-fudosan.com